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母vs娘

「性格の不一致」人間関係に於いてしばしば使われる言葉だが、親子間でも使われると思う。

私は、どちらかというと人見知りの根暗な性格だが、娘は真逆の人懐っこい明るい性格だ。どうしてこうも違うのか…_(´ཀ`」 ∠)_

娘は、友達のお母さんもガンガン絡みに行くし、年少の頃「ゆいちゃんとあそばなーい」と友達に言われてもなんとか取り入ろうと周りに合わせる様は泣きそうだった(私が)

今日も隣のクラスの先生に「さばちゃんは、『さばちゃんはここだよー』ってアピールがいつも凄いですね!!」そうなんですよ!!家でかくれんぼしてても探すのに手こずるふりを見せようものなら、すぐさま「さばちゃんはここだよー」ってババーンと出てくるからね!!(かくれんぼめちゃくちゃ下手くそ)

私は、どうだったかというと、いつまでたっても「なかまにいれて」とか「いっしょにあそぼう」が言えなかったし(娘は、保育参観でもナチュラルに「あーそーぼ!!」とか「いーれーて!!」って言えてて昔のトラウマが蘇り胃がキリキリした)かくれんぼでみつけてもらえなかったら、シクシク泣いてた子です。「いっしょにあそばなーい」って言われたら号泣してたわ。

だから、逆に執拗に絡みに行って相手に嫌とまではいかないまでもウザがられてないかが常に心配…。

そして自分自身が幼稚園は行かされてる感満載の本当は行きたくない所だったので、つい「幼稚園楽しい?」と聞いてしまう。まぁ、そんな母の心配を知ることもなく娘は「たのしい」と答えてくるのですが、「無理してない?本当に楽しいの?」と疑ってしまう。

全く逆の性格なので一緒にいて正直しんどいこともあるんだけど、友達などと違って親子はなかなか切っても切れない関係、ただ性格が真逆だからこそ娘に教えることもできることもある。

年長から娘の通ってる園に転園してきた子がいて(転勤で人の流動が激しい地域に住んでおります)その子のが前の園で使っていたクレヨンやペンや絵の具や粘土が自分たちが使ってるのと違うのが気になるらしく、一時は毎日のようにしつこく「なんで違うの?」と聞いてきたので
「前にも言ったけど、前に通ってた幼稚園の物を使ってるから、違ってる。、あと何度もママに聞いてくるけど、まさか、その子に直接何度も言ってないよね?違ってる事に気付いたのはいいことだとおもうけど、それを何度も相手に聞くのは、嫌な気持ちになることもあると思うからやめておいてね」
自分も似たような経験があって(引っ越したわけではないのだけど、家ではなかなか学校指定の物が高かったので買ってもらえず、みんなとは違う持ち物を持っていたのが嫌だった)自分が嫌な思いをしたことも併せて娘に話した。娘は、ただ単に転園してきた子が気になっていただけのようだったが(その後お手紙を交換して仲良くなったらしい)自分とは違うことがあっても、その人を責め立てるようなことはしないことを教えた(娘が理解したかどうかは不明だが)娘は、明るい人懐っこい性格を生かしてちょっと人見知りで恥ずかしがり屋な子がいたら、一緒に遊ぶように声をかけてあげるといいよということも教えた。これも、娘が実践してるかどうかは、よくわからないがとりあえず人見知りの子のママから「うちの子人見知りなんですけど、『今日さばちゃんがね…』ってさばちゃんのことを楽しそうに話すんですよ~」と言われて「あぁ、娘はちゃんと言われたことを実践してるのか…」と思ったけど、その人見知りの子の名前は娘からは。あまり聞いたことがないので、あぁ、これは娘が悪目立ちしてる可能性が高いな…。と自己完結した。

娘が将来どのような女性になっているかがこの母vs娘の集大成になるんだろうな、

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