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【加筆版】初心者にもおすすめ!安い、強い、楽しいの三拍子が揃ったオルターガイストを紹介!【遊戯王マスターデュエル】

こんばんは。saiと申します。


つい先日マスターデュエルにてリミットレギュレーションが発表され、オルターガイスト・マルチフェイカーが緩和されました。

この緩和を受け、オルターガイストに興味を持ったものの、
「気にはなるけど、どんなデッキなのか分からない…」とお思いの方、多いんじゃないでしょうか?


そこで今回は!

そんなオルターガイスト初心者の方のために
オルターガイストでDC4697位という大記録(笑)を達成したボクがこのテーマについて解説させて頂きます。
コーヒーでも飲みながらのんびりお楽しみください。

オルターガイストって?
→「ああ!」

まずは簡単にオルターガイストの概要について説明させて頂きます。


CIRCUIT BREAKでカテゴリ化された「オルターガイスト」と名のついたカード群。
属するモンスターは魔法使い族で統一されている。

登場当初から罠カードを中心に戦略を展開するカテゴリと紹介されることが多く、事実関連する魔法・罠カードは全て罠カードとなっている。
(遊戯王wikiより引用)

wikiではこんな感じの紹介がされていました。
元々はアニメ産のテーマで、
使用者はゴーストガールさんです。

かわいい(かわいい)

昔は環境デッキとして名を馳せ、
世界大会でも活躍したとかしてないとか。


ま、詳しいことはwikiを読んで頂くとして、
このテーマの大きな特徴としましてはやっぱり、
罠カードを多く使うという所でしょうか。

罠デッキと聞くと
まるで親の仇のように毛嫌いする人が多い印象ですが、
実はこのテーマ、他の罠デッキとは一線を画すちょっと特別なテーマなんです。
(それに関しては後ほど解説します。)


概要について説明が終わったところで、
次の項目からはオルターガイストの良いところについて徹底的に解説させて頂きます。


オルターガイストの良いところ

1.除去能力が高い!

先ほど他の罠デッキとは一線を画すと言いましたが、
その大きな要因はオルターガイストの除去能力にあります。

"オルターガイストの"というより、
"オルターガイスト・メリュシークの"の方が正しいですね。

かわいい(のか?)

罠デッキの多くは相手を妨害する手段には長けていますが、
相手の盤面を除去する手段には欠けていることが多いです。
(ただしエルドリッチは除く。アイツ強すぎるんじゃ)


しかしオルターガイストはこのメリュシークの
①と②の効果のおかげで、

・御前試合やマクロコスモスなどのメタカード
・高打点や破壊耐性持ちのモンスター

などに対して非常に強く出れます。
そのため、デュエルをしてて詰みの状況がとても少ないです。

使ってみると分かりますが、ストレスフリーでいいですよ。
メリュシークについては過去記事で詳しく解説してるので、よかったらそちらもご覧ください。

2.羽根箒に対する対策ができる!
(2ターン目以降)

古今東西罠デッキの最大の天敵といえば、
「ハーピィの羽根箒」ですよね。(あとライスト)

絶許

このカードの対策のため、
罠デッキ使いは「神の宣告」「天獄の王」などの対策カードを入れる訳ですが、
いずれも素引き前提のカードであり
安定して対策するのは難しいです。
(金謙も規制されましたしね)

しかしオルターガイストはハーピィの羽根箒に対して、
デッキ内のギミックで対策が出来てしまいます。

それを可能にするカードがこちら。

このへクスティアの②の効果により
一度ギミックが回ってしまえば、最恐の天敵であるハーピィの羽根箒は怖くなくなります。

へクスティアのコストを確保するのも容易ですし、
また何気に効果にターン1が無いのでコストがある限り何度でも相手の魔法罠を無効にする事ができ、妨害としても非常に優秀です。
(ただ、へクスティアは基本的に1ターン目には立たないので、初手で羽根箒を喰らうと普通に死にます)

3.モンスターと罠による両刀妨害!

個人的にオルターガイストの大きな特徴だと思っているのが、
モンスターと罠両方で妨害が作れることです。

罠の妨害としましては、神シリーズなどの汎用妨害に加え、こちらのカードを使用します。

写ってるのはメリュシークかな?

モンスター効果を無効破壊する優秀な効果を持っており、基本的にこのプロトコルによる妨害で戦います。


そしてモンスターの妨害としては
前述のへクスティアに加え、

フリチェバウンス効果を持つシルキタスを使用します。
このシルキタスはマルチフェイカーで容易に出せます。


モンスターと罠両方で妨害を構えられることの何がいいかと言うと、

・相手が対策しづらい
・どちらかがダメになってももう片方で妨害できる

といった所でしょうか。
モンスター効果を一滴等で無効にされたとしても
罠で妨害できますし、
罠をハーピィで吹き飛ばされても
モンスターで妨害ができます。
何よりモンスターも罠も妨害の質が高いですからね。

こういった点も他の罠デッキと一線を画すところかなと思います。

4.強い!

オルターガイストを皆さんにオススメしたい最大の理由がこれ、

単純に強いからです。

参考までに今回のDC2ndの成績と
今月のランクマの成績を載せますと、

このように勝率が6割ほどとなっています。

「強いのか?コレ?」と思われた方といると思いますが、
この勇者環境で6割をキープ出来ていればまあなかなかなんじゃないでしょうか。


単純に僕のプレイングがまだまだなこともあり、
上手い人ならもっと勝率が上がりそうですが、

少なくともダイヤ1なら全然目指せるレベル
強さであることは間違いないです。
ツイッターでダイヤ1報告をあげている人も結構いますしね。

5.安い!

オルターガイストを皆さんにオススメしたい最大の理由がこれ、(2回目)

めっちゃ安いからです。

現在僕が使っているデッキのレアリティを見てみたところ、

URが22枚、SRが25枚、 RとNが11枚でした。


アレ…?


安くないじゃん!(憤怒)



と、いうのは冗談で
誘発やリンクなどの汎用カードを含めなければ、
テーマ内で必須なURはマルチフェイカーと一応メモリーガントくらいで大体2〜3枚で済みます。

その代わりテーマ内のSRは少し多めですが、
引かないといけないシークレットパックは1種類ですし、
そのシクパもイビルツインとの抱き合わせです。

ご存知イビルツインはTIER2くらいのとても強力なデッキですので、
強いデッキが2つも作れて非常にコスパがいいです。
(しかもリィラはとてもエッチです。←ここ重要)

他に必要なURと言えば
「神の宣告」や「神の通告」などの汎用罠ですが、
他のデッキにも流用できますし、
最悪他の低レアリティの罠カードでも代用できます。

あとはリンクリボー等のリンク1ですが、
あれも一応汎用ですからね。作っておいて損はないと思います。

と、ここまで安さをアピールして来たので、
参考までに格安のオルターガイストの構築を載せますね。
ご自分のカード資産と相談して適宜カードを入れ替えて頂けると良いかなと思います。

手札誘発や指名者などの汎用以外はなるべく低レアリティで揃えました。
エクストラに関しては、
リンク1とへクスティアが複数枚あればマジで他はなんでもいいので、適当に強そうなリンクを入れてください

回してみて面白そうだと思ったら是非神系カードなどで強化してみてくださいね。
良かったら以下の記事も参考にしてくだちい。(急なGANTZ)

6.出来ることが多い!(8/30更新)

元々は5.までしか書いてなかったんですけど
この魅力だけはどうしてもお伝えしたくて追記しました。

僕がこのテーマ大好きな理由の一つがやれることの多さなんですよね。

それを皆さんにお伝えするために、まずはこのカードを見て頂きたいのですが

オルターガイスト・クンティエリというカードです。

オルターガイストカードが場にある時相手の攻撃を無効にする効果と、特殊召喚時に表側のカードの効果を無効にする効果を持っています。


まず攻撃無効系のカードがあるテーマはかなり珍しいのではないでしょうか。
(パッと思いつくのは閃刀姫くらい?)

このカードがあるおかげでヌメロンなどのワンキルデッキ相手でも高い耐久力を持つことができます。(ヌメロンネットワークを無効にすれば何も出来なくなるのだ)

しかも効果にターン1の縛りがないため、
シルキタスのコストで戻せば2回も攻撃が無効にできます。お得!




で、ここでお伝えしたかったのはクンティエリTUEEEEE!!ってことでは無く、
こういった感じでデュエルの状況に応じて柔軟に対応できるカードがあるってことなんですよね。


オルターガイストが出来ることを並べていくと、

・メリュシークによる除去(墓地送り)
・マルチフェイカー、プークエリによる展開
(リンク4も出せるぞ!)
・シルキタスによるバウンス
・クンティエリによる攻撃無効、効果無効
・プロトコルによるモンスター効果無効
・へクスティアによる魔法罠無効
・マテリアリゼーション、マリオネッターによる蘇生
・キードゥルガーによる相手モンスターパクリ(使ったことない)
・メモリーガントによる高火力(なんと最大7,100!)

などでしょうか。
上のメリュシークの項目でも似たようなことを書きましたが、
デュエルをしてて対抗策がない!っていうことが滅多にないです。

もちろん他のデッキも苦手なカードに対する対抗札はデッキに入れると思うのですが、
テーマ内だけでこれほど柔軟に立ち回れるデッキはあんまりないんじゃないかと思います。
テーマカードなのでアクセスするのも簡単ですしね。


ただ、高速化している現代だと
その対応力を披露する前に死んでしまうことも結構ありますし、
あまりにもテーマの動きが完成されているので構築のしがいが無いって事でもあります。

ですが、個人的にはオルターガイストは構築が楽しいデッキというより、デュエル中の駆け引きが楽しいデッキだと思っているのであんまり気にはならないですかね。

最後に

よく誤解されている方がいるのですが、オルターガイストというデッキは、
「エルドリッチは使いたくないけど嫌がらせをしたい逆張りチー牛が使うデッキ」でも
「相手にだけスキルドレインを押しつけて自分だけ気持ち良くなる害悪デッキ」でも
「なんかよくわからんけど自分のターンに動いてきてウザイデッキ」
でもないです。
ましてや「3人で帰る時1人で後ろ歩いてそうなやつ(実話)が使ってそうなデッキ」でもないです。


堅実にアドを取りながら、持ち前の対応力で相手をいなし、相手のマストカウンターを見極めて妨害を使い、決して高いとはいえない展開力でフィニッシュまで持っていく、そんな古風で愛らしいデッキ
なんです。


また、エルドリッチみたいにメタカードは積めないし、天威勇者みたいに超制圧はできないし、イビルツインみたいに誘発がいっぱい詰める訳でもプランキッズみたいに一枚初動がある訳でもドラゴンメイドみたいにイラストがエッチ(←ここ超重要)な訳でもないです。


でも、少しの封殺力と、そこそこの制圧力と、若干のスロットと、豊富なサーチカードと、不気味だけどどこか愛らしいイラストと、愛しさと切なさと心強さを持っているオルターガイスト、
使ってみれば皆さんきっと気に入ってくれると思います。


さて、今回はオルターガイストのテーマについて解説させて頂きました。
ホントは他にも

・トリッキーな動きができる
・プロトコルによってうららなどの無効が効かない
・使ってると対面理解が進む
・メモリーガントの脳筋パンチが楽しい

などの良い点がいっぱいあるのですが、
長くなってしまうので今回は割愛しました。
マルチフェイカー緩和のおかげで強くなると思いますし、
何より本当に楽しいテーマなので、この機会に是非使ってみてはいかがでしょうか。
(特に中速デッキが好きな人にはオススメですよ!)


他にこういう事を解説してほしい!などの意見や感想がありましたら、コメント頂けると嬉しいです。
(ついでにハートを貰えるともっと嬉しいです。)
僕に解説できる範囲であれば、何でも解説しますので…!


最後に、こんな長い記事を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
良いマスターデュエルライフを!

ではまた!

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