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崖っぷちに立たされたほうがいい。崖っぷちにも価値がある。
突然ですが、2011年に大学を卒業したのですが、超就職氷河期で、どこの企業にも受かりませんでした。
就職活動もがんばらなきゃいけないけど、なにもやる気が起きず、書類審査が通っても、面接に行く気もおきない。全てがどん底でした。
その時流行っていたSNSはmixi。
毎日mixiを開いては、ソーシャルゲームをしている日々でした。
そんな時にたまたまハマっていたゲームに「おみせやさん」というゲームがあり、こうゆうゲームを作ってる会社ってどんな会社なんだろう?とふと思いました。
"Geisha Tokyo inc."
「あれ、なんか聞いたことある。」
と思い、電話帳を見てみると、まさかの社長が知り合いでした。
大学3年生のときに東大の学園祭でたまたまナンパされていたんです。笑
すぐに泰生さん(社長)にメッセージを送りました。
その当時、泰生さん曰く、忖度なしにおみせやさんを実際に遊んでるリアルな人をみたことがなかったらしく、めちゃくちゃ遊んでる私が新鮮に見えたらしいです。
その後も毎月リアルカスタマーとして意見を言うみたいな会があり、
卒業間近の3月になった時、どこにも就職しないという私を新卒として拾っていただくことになりました。
入社してから、泰生さんに「どうして何のスキルもない私を雇うことにしましたか?」と聞いたことがあります。
その時に「早穂ちゃんは崖っぷちだったから(^^)ベンチャーなんか崖っぷちな人しか働けないよ。みんな崖っぷちだからうちにいる。結局崖っぷちな人しか頑張れない。」
と言われました。
青天の霹靂というか。
崖っぷちに価値があったのか!
と驚きました。
確かにあの時、私はどん底で崖っぷちでした。
けれど、いま振り返るとあのどん底は私の人生で必要などん底でした。
そして結局崖っぷちじゃないと頑張れない
という言葉は今でも心に強く残っています。
崖っぷちに立たされて初めて見える景色がある。
自分を追い込むため、がんばるためにも崖っぷちで常にいたい。
私はそう考えています。
その後もさらなるどん底を迎える話は、またいつか(^^)
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