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2023年を振り返って
2023年は私にとって “新たな挑戦をし続けた年” だ。
2023年最後の今日、この機会に自分のことを研究ノートで振り返る。
これを見てもしかしたら私の考えてた事を不愉快に感じる人がいても、1年間の中で私が感じたことをありのままに書いた文章なので読んでほしい。
1月 悩みまくった
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私にも一緒に進んでいける仲間が見つけたい
2022年にSCへ出場して最優秀賞を頂いたことをきっかけに、私の研究に近いものづくり系の会社の方・医療従事者へコンタクトをとる。どこの企業の方からも研究内容については好評だった。
私の開発しているKさん(ブローカ失語 & 全身麻痺の回復期状態)の雑談を可能にする1人の為のツールデザインは完成していたが、「沢山の人へ届けたい」というギャップを解消する方法について凄く悩んだ。
どんなに研究を頑張っても当時私の周りにいた大人は研究に理解が無く「凄いね」「頑張ってね」会話は一言で終わった。勉強で認められる子、私が尊敬している先生の側で探求活動に取り組む子達が凄く羨ましかった。
2月 研究の楽しさを感じる
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凄く学校へ行くことが凄く苦痛でよく体調を崩すようになる。めちゃくちゃな事を先生に言ったりして、よく呼び出された。卒業式へ参加したくなかったが、修学旅行の参加でも親と揉めてたから、これ以上迷惑掛けられないなと思い自分が嫌いになる。
そして研究により没頭する。神経学について少し勉強を始め、英語で書かれた論文を読むことにも挑戦する。自分が今まで知らなかった世界がどんどん広がっていく感覚が楽しかった。
3月 先輩との新たな挑戦
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右端に少し書いてあるLEDとかも興味があった
中学卒業で、心が凄く楽になった。
小学校のときは自分の好きなことを、とことん突き詰めていた。自分の中で失っていた本当の笑顔や本来の自分の気持ちが蘇ってきて、色々なアイデアで頭がいっぱいになる。
先輩方から研究の誘いを受け、大会出場へ向けて審査書類や動画資料を用意する。私の過去を知らない人の前では壮大な自分の夢も語れると気づく。審査の用意は凄く楽しかった。研究に愛を持ってる先輩達に翻弄され、私も堂々と自分の研究や夢を話すことができた。
4月 入学後の出会い
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美しいと思ってシャッター切りました
高校へ入学し、意に従い自分の気持ちを素直に伝えられる人達(今では友達)に出会う。その子達は、一緒に笑うことも怒ることもできる存在で、自分の好きなこともしたいことも隠さず、話せている。私が冗談を言っている時か間違っている事を言っている時しか否定されないので、研究について起こったことなんかも伝えれた。
最高の環境に恵まれ、凄くポジティブ思考になる。
5月 障がい福祉とビジネス
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私はものづくりを通して、障がいをもつKさんと私生活のQOL向上を目指して研究を行ってきた。
QOLの質を何を基準として考えるかは、個々・家庭によって違うと考えている。だから、あえてQOL向上といった濁した言葉を使う。話が逸れたが、私達はひとが生み出した “もの” を日常的に使う。障がいを持つ方は健常者から麻痺者として括られるが、実際は四肢麻痺や右片麻痺、もっと細かく言えば手で軽く握れるだけの人も指がほんの少し動くだけの人もいるなど状況は様々である。
その為、個々の持つ多種な障がいに寄り添った1つのデザインを用意して多くの人たちへ届ける方法についてビジネスに着目した。
中学の時にも同じことを考えたが、障がいを持つ方々も障がいを持ちたくて持った訳ではないので、障がいを持つ方を顧客にするのは凄く抵抗があった。凄く深く考えたが、結局良いアイデアは浮かばなかった。
6月 効率の良い勉強法とは
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私は3歳からしているバレエが凄く大好きで、研究も大好きで論文を読む・実験・ヒアリング調査の時間も作りたく、部活へ行く時間も必要だった。
優先順位を改めて考え直し、どうすれば授業を理解しながら勉強を最低限に抑えて、好きな事に時間を回せるのか真剣に考えた。学校のある日の生活習慣を固定した。
AM 5:00に起きて、今日の授業の予習と前回習ったことの復習・週末課題を1時間半する。学校へ授業開始の40分前には行き、30分間勉強をする。そうすることで、放課後までに最低2時間は勉強できる。放課後は今日の授業で習ったことの復習をした後は、したい事に時間を使えるようになった。
7月 バレエの発表会 初めてのパドドゥ
実は2022年から約1年間、U先生に見て頂きながらパドドゥの練習をしていました。パドドゥとはバレエ作品において男女2人の踊り手によって展開される踊りです。
男性の先生と初めて組んで踊ることは、バレエ大好きな私にとって夢のような話でワクワクな反面、緊張していた。バレエが大好きという気持ちを忘れることなく無事に終演することができた。初めてのバドドゥを、3歳からお世話になっているスタジオで変わらず指導して頂けて本当に良かった。
8月 初めての学会参加
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先輩方と大阪で行われる超異分野学会大阪大会へ参加した。2022年に研究発表会へ参加したときは中高生や審査員対象だったのが、この学会では大学生や企業の方々が本気で互いの研究に関するパッションをぶつけ合う。
緊張したが、自分なりに沢山の企業の方と話すことができた。名刺交換して頂いた方々の中でも、特に大学生のMさんの印象が強い。高校生という身分に捉われず、プレゼンを聞いて下さり、CAD技術、綿密な積層構造が得意な材質も教えて頂いた。
私も知識を自分の物にした後、
必要としている誰かへ繋げれる人でありたい。
9月 ベネッセD&I賞認定
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ベネッセD&I賞を受賞し、授賞式・面談等のイベントがあった。研究コーチになって下さった先生は、私の研究をとても理解して下さってる様子で、自分に自信がついた。
今まではプライベートのInstagramアカウントを使用し、活動・イベント等をストーリーへ載せていた。しかし、研究で関わる方とプライベートアカウントで繋がることに少し抵抗があったので新しくアカウントを開設。
プライベートアカウントでは、「応援してくれる方はこのアカウントのフォローお願いします」と書き加えた。
10月 WSの企画をしたくなった
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私は自分の目標や夢が決まっているので、誰かの気持ちを動かす経験は必要だと考え、企画実現のためのWSへオンライン参加する。
そこで会った全国各地の高校生は、自分の好きなことを突き詰めている子や夢に向かって頑張る子達だった。WSの時のディスカッションも、皆が積極的だからこそ凄く面白かった。
毎週WSの後に、講師無しのオフ会を密かに行い、プライベートな事について話した。そこで研究仲間は残念ながら見つけられなかったが、思考は共通している部分が多く言葉を交わすだけで凄く楽しかった。
11月 資料にまとめるのは難しい
年末にかけてある大会のエントリーの締切が近づき、焦りながらも、自分の考えるアイデアや検証結果をまとめる作業を行なった。まとめる作業は結構苦手です。
自分の言葉で話すときは、説明で生まれた誤解を質疑応答も利用して解消できる。だけど、文字って私の作りたい未来に対する思いも一つの文章として統一されてしまう。動画では、自分の思いも感情も伝わるし、伝える機能的には最高だ。
けれど、本音を言うと撮影に対しても配慮しないといけないし、何度か撮り直す必要があるので面倒臭い。とにかく、資料で自分がしてきた事・アイデアを表すのは順序なども考える必要があり、まとめる作業は神経を使う。
研究者やアイデアマンとして、一番最高な状態で自分の研究・アイデアを
聴講者の心へ届けたいと思っているので‼︎‼︎‼︎
12月 イベント盛り沢山
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皆さんに伝えれる事は伝えたので後は行動です!
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研究のたくさんの友達が出来ました!
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大人のお友達もたくさん出来ました✌️
「アイデアを実現させるためには⁈」と言う内容で私主催でWSを行いました。研究面談・起業相談も10回程、起業支援の事業を行うSさん、当事者研究分野のY先生、私の尊敬するOさん、オレンジの方、無花果の方々、高2の先輩にして頂きました。皆さん、大変お忙しい中ありがとうございました。来年度も仲良くして頂けたら嬉しいです。東大へ訪問したり、オリィ研究所を訪問したり、サイエンスキャッスル中四国大会へ口頭発表者として出たり、盛り沢山の1ヶ月だった。
ここまで3530字読んでくださってありがとうございます。私は普通っていう概念を消せるくらい個性溢れる人なので、皆さんに迷惑かけるかもしれません。
け れ ど
自分なりに夢に向かって花咲かせて歩いていくので
2024年もどうぞよろしくお願い致します。
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