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OKAYAMA STARTUP AWARD 2024
皆さん、こんばんは。
今、OKAYAMA STARTUP AWARDのピッチ、授賞式、交流会が終わりました。私の心は、岡山の方々の温かい声援に心が温まっていると同時に、共同研究やイベントの話が一気に進み、喜んでいます。
実はピッチ初心者
実はピッチど素人だったんです。ビジネスに関してのノウハウが薄いのは勿論、伝えたいことだけガーって書いて、満足してた。
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正直、この資料で私自身は満足していて、内容には自信があったので、これで当日もピッチをする予定でいた。誰にも負けない良い資料だと自己満足。
この時、父のパソコンがサポート切れで思うように動かず、開発は思うように進まず、賞金でパソコンを買いたいと思ってた。
一次審査通過そして現実を知る
一次審査通過の連絡、まぁ受かるだろう。
正直プロダクト開発には3年を費やしていて誰にも負けない自信があった。
3月9日、株式会社ビズ・クリエイション初谷昌彦さんのピッチの講義を受けた。
ピッチのプロ?そんな物無いでしょ。どの資料も一緒だよ。
初谷さん、本当にごめんなさい。この考えはめちゃくちゃ甘かった。そう気づくのは、初谷さんの講義後。
初谷さんは私たちに、ピッチ資料作るコツを1から教えてくださった。そもそもピッチは何の為にあるのか、から始まり、作成方法まで。
一番心に残ってるのは、
「結果を出す人は、当たり前のように準備をしている」
本当に本当にごめんなさい。ビジネスをなめまくってました。
私は、ピッチ応募して、一次審査受かってしまったけど、原点にすら立ててなかったと痛感。なぜなら、そもそもピッチを見た経験が他者より浅く、ピッチの資料作成方法を学んだこともなかったから。
それから、1週間、ピッチを見続けた。初谷さん登壇のIVSからSHIBUYA QWS、アトツギ甲子園まで。過去優勝者のピッチから、自分とは全く違う分野のピッチまで。
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右も左も分からないので、初谷さんのピッチデッキ作成方法を完コピ。そして、徹底的に優勝者の発表方法を分析した。喋り方から、スライド構成。
今まで行ってきた研究発表のどれよりも、今回が一番頑張った。
努力の量は、誰にも負けてない自信がある。
初谷さん、本当に本当にありがとうございました。
私のピッチは初谷さんのおかげで、息が吹き返しました。
初谷さんから学んだ事は、私の中で一生ものです。
きっと登壇する度に思い出します。
ブラセトナイト
3月15日、自信のあるスライド構成をもって、ブラセトナイトで登壇。
でも、なんか、喋れば喋るほど、違和感感じてもやもやしてくるんです。
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別にプロダクトの良さを一番伝えたい訳ではない気がするし、私が何を目指しているのか不明確で、聴いている人がつまらない顔をしている気までしてきた。
とりあえず、サニーさんや、藤田さん、山田さん、話が上手そうな方々に、ひたすらブラッシュアップをしてもらった。皆さんおっしゃる事は、凄く妥当で、心に響いた。
ピッチ資料分析から作成は勿論苦しかったけど、一番苦しかったのは「3分」という時間制限。言いたい事はまとまらないし、文字ばかりのピッチは私だって聞きたくない。
ちなみにブラセトナイトでは、3分に収まらず5分半とか…
なんとなくコツは掴んできたけど…もやもや
悩んで悩んで悩みまくる
なんか、やっぱり違う気がしてきて、たまたま流れてきた山田さんのmondへ質問。うんうん。やっぱり作り直そう。
Q,ピッチ資料に違和感感じた時は、どうやって組み立てなおしますか。
— 山田 邦明|エッセイVC (@kun1aki) March 18, 2024
A.んー、難しいですけど、僕は基本的に違和感感じたらゼロベースで紙に書き起こし、もっかい作り直します。…
違和感を全部書き出して、ゼロからつくりなおした。声だけで語るべき所と、資料で見せ方を意識する所。全部ゼロから、再スタート。
3月20日 春分の日は、丸一日かけて、資料作成に取り組んだ。
違和感を消すために…
学校帰りに金光さんの相談室へ。
なんか”伝える”ことに関しては凄く凄く上手くいった気がするんですね。
でも、1枚1枚見直すと、なんだかケアレスミスみたいな、タイピングミスなどがあった。
私が「ここなんか違う気がするんですよ」凄く語彙の無い言葉で話した事にも最後まで向き合ってくれた。
ピッチを創り上げるって大変。。。。。
この日?に私の発表順が1番である事が知らされる。一番って私が相当心に突き刺さる事言わないと、優勝できない。
最後の最後まで助けて貰った
AWARDの2日前、3月21日、違和感が消えて創り上げあった資料を抱え、オレンジへ。
これは来たぞ!!過去最大に良い資料と話し方が完成!!!
ほめちぎって貰えた。お世辞かな?とか少し思ったけど、頑張った感覚があったから、自分を信じる事に決めた。
もう、大丈夫。私なら伝えられる。
そう思いながら、その日の夜、武田さんや大森さん、仲良くして頂いている方に、ピッチを見てもらった。
「本当に創りたいのは何??強弱、抑揚のある方が想いは伝わる」
「確かに。」と納得しつつも、「じゃあ、どうするのか」迷う。
その日の夜、教えていただいた第3回アトツギ甲子園の牛垣さんのピッチをみる。
私と非常に似たインパクトスタートの方だ!!!
想いの乗せ方や伝え方が圧倒的にうまく、心を貫かれた。
3月22日、ピッチがめちゃくちゃ上手い、そして起業を視野に入れた段階から相談に乗っていただいている金丸さんにピッチを聞いてもらう。
プロのご指摘はもっともで、「感情の波」が欲しい。
今の私のピッチは水平線を辿るピッチだと大反省。
前日にも関わらず、話し方の再構成を始めた。何度も、何度もボイスレコーダーを回して、自分の声を聴いては、内容を再編し続ける。
正直、頭がおかしくなるかと思ったほどだ。
本番!
昨日の再編が、私に相当な自信を生んだ。伝えられるものはできたし、やれる事はやってきたので、後は届けるだけ。
でも、そういえば、一番って優勝できないんじゃない??インパクトを残さないと。心に訴えかけないと。
じゃあ、心に届けるピッチに変えようって朝最後の変更をする。
こんなに緊張してたのに、ピッチ素晴らしすぎて...。これが最初の登壇者。残りの人のプレッシャー考えたらなぜかこちらも吐きそうに...。#OSA2024 pic.twitter.com/ZXG1LLTq78
— 山田 邦明|エッセイVC (@kun1aki) March 23, 2024
ちなマイク持ってる人じゃなくて
— ももスタ|岡山スタートアップ支援拠点 (@momo_start) March 23, 2024
最初の登壇者は制服の方です!
チットを研究する操山高校藤原さん!
みなさん覚えて帰ってください! https://t.co/jzX0j4C5cY pic.twitter.com/Pq19RM3wfi
はい、ピッチ終了。
どんな質問に受け答えしたか思い出せないくらい、熱で喋ってた。
結果…総合グランプリを頂きました!
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皆さん、本当に本当にありがとうございました。
皆さんのブラッシュアップへのお付き合いや、私への温かい応援があったから、今日のピッチができたと思っています。スタートの一歩を踏み出せました。
これからも躍進するので、応援よろしくお願いします。
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