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親子でハマりつつある「おさんぽ会」の魅力。

広島県北の山間部で、フィジー人夫と5歳長男、3歳双子次男三男と暮らしている、yumiです。最近子どもたちが、いやむしろ私が、楽しみにしている「おさんぽ会」についての話です。

昨年秋ごろから、お隣の安芸太田町と、私たちの住む廿日市市吉和をフィールドに、小さな子どもたちと大人が自然の中で自由に遊ぶ活動を行う「山のくらしえん わはは」「おさんぽ会」に、ちょくちょく参加しています。

活動、といっても、基本的には大人は見守るだけ。自然のフィールドで、子どもたちがそれぞれ自分のやりたいことを、気の向くまま自由に、一緒に、楽しむ時間。ルールは「なるべく口出し・手出しをせずに」「安全には注意して見守る」ことのみ。自然保育でよく知られる「もりのようちえん」と同じコンセプトです。

これが・・・面白くて!!先月は、平日週末含めて5回(ほぼ毎回かも?)参加してきました。最近のおさんぽ会でよく行っている場所をほとんど網羅したので、ちょっとまとめてご紹介してみます!

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①吉和:湯元神社

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こちらは写真撮り忘れたので、先日友だち兄弟と遊んだときの写真。まあ、こんな感じになります(笑)。温泉の源泉が湧いている神社なので、冬でも水温が冷たくなくて水遊びができてしまう素敵な場所(笑)。この周辺で、急な斜面をそり滑りしたり、土手を登ったり下りたり、沼や砂場で気の向くままに土いじりしたり、雪が降ってきて、茂みの中で雨宿りならぬ雪宿り?したり。

②吉和:もみのき森林公園

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吉和の中でも標高の高いところにある、広ーい自然公園。まだまだ雪が残っていたので、そり滑りを思いっきり楽しんだり、思い思いに木登りや雪遊びしたあと、山頂からの景色が広がる原っぱで、お弁当を食べて。

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ちょっと散策できる道がある森の中へ、おさんぽに出発。すぐに、木の棒やら、石ころやらに手を出したり寄り道しながら、葉っぱの落ちた木々の間を進んでいった先に、また雪がたくさん残っている広場が。激しく雪合戦する男子チームと、生えている背の高い草で家を作り始める女子チーム。

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落ちていた大きな木の枝と雪を使って、何やらオブジェのようなものもできました。可愛いー!

③安芸太田町:井仁の棚田

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「日本の棚田百選」にも選ばれている、美しい棚田風景が広がる井仁地区。地元の人に了解を得て、田植え前の田んぼに入らせてもらったりしながら、自由に探検。この日は天気が悪かったけれど、壮大な景観に囲まれた中で、自由に歩き走り回って、野生の大根を引っこ抜いたり、鬼ごっこしたり。

④安芸太田町:畑でたき火会

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こちらは、主催する方のお庭や畑を使わせてもらって、のんびり野あそびやおさんぽ。この日はたき火に挑戦でした!燃やす薪を集めるところからスタートです。子どもたちが火をつけますが、できなくても大人は手出ししないのがルール。なので、秋に参加したときは、マッチはつけられてもポイっと投げたり、うまく木材に火がつけられなかったりで点火失敗。普通に泥んこ遊びになったのでした(笑)。

この日はリベンジ・・・で、少し大きいお姉ちゃんたちの参加もあり、無事たき火成功!お芋やマシュマロやポップコーンが焼き上がり!そんなおやつを楽しみ、お弁当を食べたあとは、近所をおさんぽして、地域の人たちに会うとお話したり、お庭にお邪魔させてもらったり、水路にフラーと吸い込まれて水遊びになったり。自由です(笑)。

⑤安芸太田町:龍頭峡

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自然豊かな渓谷や滝がある、龍頭峡。滝があるところへは歩いて30分くらいで、子どもでも十分行けるのですが、先月は我が家のちびっこメインの幼児ばかり、大人少なめだったので、滝までは行かずに手前の清流のところで。

2月末というのに、長靴・靴下を脱ぎ捨てて、川へ入っていく子どもたち。けっこう流れが速いところを渡るときなんかは、ちょっと大人もハラハラしながら見守り。2、3歳児にとっては大冒険でした。

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・・・と、こんな感じです。ただ、自然の中に親子が集まって遊ぶ、そのことがなんでこんなに面白いんだろう・・・と考えてみると。屋外の自然の中で過ごすことが気持ちいいのはもちろんなのですが、やっぱり「予想しない発見や遊びが、次々に生まれる」からだなーと思います。

だって、「うおーこんなところに虫がいるよ!」「葉っぱの裏につぶつぶがある」→虫の卵だったり、胞子だったり。「あの木、顔みたいだね」なんて次々に何かしら見つけてきたり。えっそこに入るの?おお、それが気になるのね君は、みたいな、各自の感性のままに動く子どもたちを見ること自体が大人にとって楽しいのです。予期せぬことが起こっていく面白さ、です。

それは先日、子どもたちを遊具のある公園に連れていったときに実感しました。遊具でも子どもたちは夢中になって遊ぶけれど、やっぱり遊び方を想定して作られているので、予想した通りの遊び方が基本。見ていて微笑ましい気持ちにはなりますが、面白いのは自然遊びだなーと感じました。まあ見ている側の感覚だけで(笑)子どもたちは公園も大満足でしたが!

このおさんぽ会、実は行く前の準備はけっこう大変で。簡単なものとはいえお弁当を作り、飲み物、お手拭き、お箸、敷物、着替え、タオル、ビニール袋や替えの靴、防寒着・・・荷物を準備している間にも、「おんぶしてー」「ティー(お茶)のみたーい」「絵本よんでー」「〇〇くんが叩いてきた~ワーン!」などなど、次々降ってくる子どもたちの要望・お世話。

参加者は皆子どもがいる家庭、少々遅れても問題はないけれど、それでもああああー全然出られそうにないどうしようーと焦る焦る。軽く参加申し込みしたことを後悔すらします。ええ毎回一度は!

でもなんとか着いてスタートすると、もう子どもたちがのびのび遊びまわって、見ているだけですっごく楽しくて幸せで。自分たちだけでなく他の親子と一緒なので、子ども同士仲良くなるのはもちろん、大きな子が先導していたり、小さな子が上の子のやることをマネしようと頑張ったり。始めと終わりにやりたいことや感想を伝える会があるのですが、そのときに自分の考えをしっかり伝えていたりする姿に、成長を感じて嬉しくなります。お互いの「育ちあい」があるのが、集まってやる活動のいいところ。

主催する方も、小さな子どもを連れての参加。私みたいに気軽に遅刻はできないだろうし(笑)保険や参加費もなく運営している活動で、みんな「自分の身は自分で守る」「子どもの安全はお互いで見守る」ことを承知で参加しているのですが、それでも参加した子どもがケガする場面での対応、救急セットの用意、初めて行く場所は危険個所がないか下見。土地の所有者や責任者に事前に使用許可を得たり、毎月チラシを作って周知したり。人を集めるとなるとやはり、いろんな作業や気遣いが発生するわけで、それを子どもを抱えながらやっていることに、本当に頭が下がります。もちろん、自分たち親子が楽しむためでもありますが、ありがたいです^^

我が家の長男坊は、春から小学生。平日のおさんぽ会に参加できなくなるのは寂しいですが、週末中心の小学生以上メインの「野遊び会」へ、そして3歳児は引き続き平日のおさんぽ会へ、これからも遊びに行こうと思っています。今しか見れない?!小さな子どもたちの全力自然遊び、親の私も全力で楽しませていただきます!^^)

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