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心折れた日こそ名店のカレー! 鎌倉「キャラウェイ」

鎌倉でSUPをしに行ったら、荒れ気味の波に心が折れたけど、鎌倉のカレーの名店「キャラウェイ」で心が癒された日のおはなし。

風速3メートルの波のうねりであっても、恐怖でいっぱいのSUPビギナーであった拙者は、その日、ボードの上に立つこともままならなず、入水後30分ほどで、あえなくギブアップした。
「この前、やっと立って漕げるようになったところだったのに…」と、心も撃沈。

トホホな気分で「せめてウマいカレーでも食べて帰ろう」と立ち寄ったのが、JR鎌倉駅下車徒歩10分ほどの「キャラウェイ」であった。

昭和レトロな外観の「キャラウェイ」

一方方向のテーブルでカレーと向き合う

昭和な雰囲気のお店で、案内されたその席は、2人がけのテーブルなのに一方方向を向いているため、互いの顔を横顔からしか見つけることが出来ない。

「ほほう。これは、おしゃべりなどせず、カレーに集中しろという、お店からの挑戦状かな?」などと、勝手に想像しつつ。
まあ、プラトニックなカップルには丁度いい配置なのかもしれない。

※メニュー内容は来店当時のものです

ルーと溶け合うチーズ「チーズカレー」がオススメ

初めての来店であったため、今回はスタッフの方に、このお店のおすすめを伺った上で「チーズカレー」を頼んでみた。

煮込まれてホロリとなったお肉と、とろけるチーズが溶け合ったルー。

本音を言うと「カレーにチーズをトッピングって、安易だし、その上ちょっと邪道かな...」と思いつつ注文してみたのだけど、実際に食してみると、チーズが与えるクリーミィ感が実にたまらないのだ。

「おいおい、ベストマッチかよ…」

チーズが溶け込んだルー

自らトッピングできるチャツネの罠にハマる

テーブルに4種類のトッピングが設置されていたのだが、その中にチャツネを発見した。

テーブル上に4種類のトッピングが設置されていた

レーズンの粒の入ったソレは、とてもフルーティーな味。

「あれれ? どこかで感じた事がある味だ…。
 あ! チャツネってウスターソースの原型だったのか!」

と気づく。(ちゃんと調べてないので、実際の系譜はどんなもんか分からないが)

そんなチャツネをチーズカレーにトッピングすると、深みが増して「ひねり」が効いた大人味へと進化した。

このチャツネの味わいにハマってしまい、「あと一杯...もうあと一杯」とやっているうちに小スプーン4杯もすくってしまった。
(すいません)

チャツネを求める自制心が崩壊しそうなラインは「小スプーン4杯」と見て、ここらでスプーンの手を止めた。
何事も加減が大事である。

標準なのにライスの量は550g!

ちなみにキャラウェイは、ライスの量が、普通盛りで550gと多い目である。
食べ盛り世代に嬉しいところと言えよう。

しかし、先ほど波に乗れずに傷心であった拙者にライス550gは、ちと多い量であったため(失恋中かよ?!) 300gの量の小盛りでオーダーした。
それでも40代女にとっては十分な量であった。

その後、小盛りで注文したため、お会計時に30円引きになっており、その点も嬉しかった。

ステキなカレー店に出会い、その味わいが美味しかったことで、小鹿みたいな立ち方しか出来なかった海での一件は記憶から流れましたとさ。

終わりよければそれで良い。

今回は小ライスで注文

昭和レトロなロゴデザインが気になる!

「キャラウェイ」のペーパーナプキンのロゴが、とてもカッコイイ。
「今でも、丁寧にロゴ入りを発注していらっしゃるのだな。」と感心しつつ、こうしたロゴは、どんな人がデザインしていて、どんな意味があるのだろう?と気にもなっていた。

機会があれば伺ってみたい。

キャラウェイのカッコいいロゴ


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