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コロナ禍で加速する企業の二極分化、何が「成長と衰退」を分けるのか

BJCCさまのインタビュー企画最新記事が公開されました。話をお聞きしたのは、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズのVP、 白川 克さんです。

個人的に刺さったポイントは3つ。1つは「“やらされ仕事をしている企業”と“オーナーシップを持って仕事をしている企業”の差が顕著になっているのではないか」という点。最近、IT業界やビジネス業界のリーダーの方々に取材すると、「企業の二極化が進んでいる」という話が出ることが多いんですよね。その原因は、まさにここにあるのではないかと思っていて。

取材でいろいろな方に話を聞く中で思うのは、「いいから黙って言うことを聞け」みたいな仕事のオーダーをするリーダーは、割と多くが過去の成功体験を忘れられないモノカルチャーの権化みたいな人で、長期的な価値を犠牲にしてでも短期的な利益を重視するタイプだということ。

結局、そういう会社からは、オーナーシップをもって仕事をする人がどんどん辞めていくので、やらされ仕事を許容する人しか残らない。つまり、「リーダーの能力の限界がその企業の限界になる」というリスクから逃れられなくなると思うんですよね。それはやっぱり、企業の持続的な成長を難しくするような気がするわけです。

2つ目は、「自ら考え、責任を持って仕事をする人が増えれば自然と改革が進み、それが会社全体の変化につながる。それこそがDX」という考え方。DXって技術の話で語られがちだけれど、実は組織や文化の話なしには語れないと思うし、そもそも「DXが話題になっているから何かやれ」という会社がDXを成功させたという話を聞いたことがない...。

3つ目は「仕事を楽しむことが何より重要」という点。これは、「たとえ困難な仕事でも、目的があればワクワクしながら取り組める」ということで、部下にこういう形で仕事ができるよう仕向けられるのがいい上司なのかなと。ケンブリッジさんの行動指針である「Have Fun!」は本当にいい言葉だなぁと思うのです。

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後藤祥子
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