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Vtuberが #にじさんじJAPANTOUR #SitR名古屋 を見てきた件 〜上演篇その3

鷹宮リオンの「ファンサ」。お嬢の3D記念の動画の時も感極まるものがあったが、生で動いているところを見ながらはまた格別のものがあった。Vtuberがファンサを歌えば大体エモい説というのは確かにあるが、お嬢のそれは彼女のストーリーそのものを体感するような、いわば劇場である。少し震えたような声質も相まって心に訴えかけてくる。コールも動画通りにたくさんあって、非常に満足度の高い曲だった。

力一のソロが再びやってきた。「バラードにしちゃった…」と気恥ずかしそうに、そして「俺のテーマ曲のようなものと勝手に思ったりしています。」と照れながら曲の紹介をする。

「道化師のソネット」…さだまさしだ。思わず声を上げてしまう観客も何人か見られた。私も「おおっ」と小さく溜息とともに声がでる。選曲といい伸びの豊かな歌唱といい、こんなもん泣くに決まってるでしょ。しかも歌ってるのは推しなんだからもうこれ以上の幸せはない。ちょこちょこ動きをミスったと本人は後日笑い話にして語っていたが、そういうところも含めて私は大好きだ。

そこからRRRのオリジナル新曲!しかも二つ!!前日に発表されたものと完全初お披露目のもの。「Radical Rabid Riot」と「Your Secret Party」。どちらもダンスが凄いし、曲自体がカッコいい!しかも2曲目は力一が作詞と聞いて私の体力と共に精神の限界が訪れた。私の後ろのご令嬢が声を上げて泣き始める、貴女もジョー児なのか。ただただ腕を振った。無心で舞台を見守った。

鳥肌、涙腺、汗腺、脳内物質、すべてが反応しているのが分かる。舞台から演者が去ったあと、そこに残ったのは観客のアンコールの渦であった。

つづく

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