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ジダンが必要とする2人のターゲット

ジダン監督は、すでに新しいレアル・マドリーを計画している。
現在のチームには30歳以上の選手がたくさんおり、その多くはここ数年の栄光に不可欠であった(セルヒオ・ラモス、マルセロ、クロース、モドリッチ、ベンゼマ)。
だが、ジダン監督は、より体力のある11人を望んでいる。

◆守備
守備では、ジダンはカリスマ的なキャプテンであるセルヒオ・ラモスのサポートなしではやっていけないと考えている。
セルヒオ・ラモスは試合に向けた準備も入念で、素晴らしいフィジカルも持っているので、彼はまだプロジェクトの軸だ。
主な変更点は左サイドバックだ。メンディがレギュラーとなる。
PSG下部組織出身のメンディは、来季はすべての試合で重要な存在となる。
パリでのCLグループステージやシティとのCLラウンド16ファーストレグ、バルセロナとの最初のクラシコなど、すでにタフな試合でもプレーしている。

◆中盤
ジダン監督にとって、中盤は間違いなくプレースタイルに変化を加えたい場所だ。
ジダン監督は中盤にポグバを加え、より少ないポゼッションでより速い攻撃という、イングリッシュスタイルにより近づけたいと考えているようだ。
カゼミーロはアンカーとして最終ラインの前に残り、インサイドMFにはクロースとポグバを並べる。
ポグバは、ユナイテッドとフランス代表でプレーするのと同じように、フィジカルとフィニッシュでチームに利益をもたらす。
犠牲となるのはバルベルデだろう。バルベルデとモドリッチは、レギュラー2人にあy炭を与えるため、またはプランBのオプションとしてベンチに座る。

◆前線
レアル・マドリーが、ドルトムントのホーラン争奪戦に参戦するかどうかはまだ決まっていない。
ホーランを獲得した場合、ベンゼマはプレー機会が減少することが予想されるため、退団に向かう可能性がある。だが、すでに32歳のベンゼマだが、ここ最近のシーズンでは非常に好調で、キャリア最高の瞬間にいるように見える。ここにレアル・マドリーのジレンマがある。
レアルマドリードでは、獲得に1億ユーロが費やされたアザールがチーム構築の中心だ。
左にアザール、最前線にホーランは決まりとして、ヴィニシウス・ジュニオールを右に置くか、またはアザールを司令塔としてベンゼマとホーランの2トップとするのか。
右サイドでは、アセンシオもオプションになるかもしれない。

するに、ジダン監督が目指す新しいレアル・マドリーのスタイルは、ポゼッションは少なく、よりフィジカル重視でより速い攻撃で相手を仕留める。クリスティアーノ ロナウドが去って以来欠けていたスタイルを取り戻そうとしているのだ。

そして、そのために必要なピースがポグバとホーランである。

【Source】4月13日、AS

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