RETRONIK 第一作目は『AIRCROPS』
RETRONIKの第一作目となる『AIRCROPS(エアクロップス)』
直訳すると「空の収穫物」です。
僕の代表作である『Airship City』とタイトルは似ていますが、全く関連性はありません。タイルが並んでいるのも少し似ていますが…続編でもないですし、メカニクスも異なります!
今回の記事ではプレイイメージを中心に、ゲーム概要を紹介させていただきます!
ゲームの世界観
"技術が進んだ近未来。
人々はより効率的な野菜の収穫を目指して、天空で野菜づくりを始めました。"
ということで、大好きなSFテーマのボードゲームです。
過去作のスチームパンク風SFとは異なり、ざっくり未来!という感じの世界観となっております。
空飛ぶ農作業マシンに乗って、3列 × 4段に並んだ畑ボードのまわりをぐるぐるまわりながら野菜畑を耕し、育てて、収穫していく、そんな感じのボードゲームです。
WIN-WINあり、嫌がらせありのインタラクション
画像中央の3列 × 4段に並んだ畑ボードは全プレイヤー共通の盤面。自分の農作業マシンが止まった同じ列または同じ段の畑ボードに、農作業のアクションを実行します。ですので、各プレイヤーのアクションが他プレイヤーの野菜づくりに影響する仕組みとなっています。
うまい具合に助け合い(利用しあい)、必要に応じてかるーく邪魔をするという、他プレイヤーの動きを見つつ、どう手を打っていくかが悩ましいゲームだと思ってます。
野菜を育てあうならプレイヤー全員がハッピーになりそうですが、そこは僕がデザインしたゲームなので安心してください!
しっかりWIN-WINなだけでなく、嫌がらせができるようなメカニクスもご用意しています!
プレイヤーボードで能力強化
本作では、トマト、ニンジン、コーン、カボチャの4種の野菜を育てるのですが、それぞれの野菜を収穫すると技術力が上昇します。
技術力が上昇 = プレイヤーボード上の4種の野菜の技術トラックを進めていく仕組みなわけですが、特殊効果を使えるカードを手札から場に出せたり、ボーナスを得られたり、封鎖されているタイルを取り除いたり…という能力強化に繋がるエンジンになっています。
さまざまな効果の技術カード
プレイヤーボードの技術トラックを進めると、手札から公開できる技術カード。追加アクションを打てたり、常時発動する便利な効果があったり、得点計算時の加点などさまざまな効果が揃っています!
今作では「心機一転!複雑な効果のあるカードも組み込もう!」と作り始めたこともあり、アイコンで表現できないような(表現できたとしても、わかりづらそうな)テキスト効果にもチャレンジしております。
ぜひ技術カードを組み合わせて、さまざまな戦略を楽しんでください!
ということで、今回はプレイイメージを元に『AIRCROPS(エアクロップス)』のゲーム概要をご紹介させていただきました。
もっと詳しく知りたい方は、ルール概要の記事をご覧ください!
プレイ人数:2-4人
対象年齢:14歳以上
プレイ時間:40-80分
GAME DESIGN & ARTWORK:Masaki Suga
箱サイズ:240mm × 240mm × 45mm
カードサイズ:58mm × 89mm
説明書PDFはこちら!