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独断と偏見で選ぶ読み聞かせしたい絵本
おつかれさまです、こーすけです!!
以前、僕の好きな絵本ランキングなるものを書きました。
絵本の魅力はたくさんありますが、その中のひとつが「読み聞かせ」ができることです。読み手と聞き手が一冊の本を共有するひとときはとても有意義です。また、読み手がどう読むかで聞き手の解釈が変化することも読み聞かせの魅力です。
ということで、今回は読み聞かせをして楽しい絵本を紹介していきます!!
1.かこさとし「まさかりどんが さあたいへん」
おおきなまさかりどんが木を伐り倒した。さあたいへんだ、集まった工具たちはてんやわんやの大騒ぎ。いったいなにができるのかな?
1冊目はこの絵本です。魅力はなんといっても数えきれないくらいたくさんの道具が出てくることです。小さい子供はものづくりの道具が大好き。次はどんな道具が出てくるの?とページをめくるたびに目をキラキラさせること間違いないでしょう!
リズミカルな文なので、読み手もさらさら読めちゃう絵本です!
2.レミー・シャーリップ「よかったねネッドくん」
NYに住むネッドくんにパーティーの招待状が届いた。よかったね!
でもたいへん!パーティー会場は遠く離れたフロリダだって…
ネッドくんのドタバタ旅のはじまりだ!
2冊目はこの絵本です。魅力は場面展開の分かりやすさにあります。いい(ラッキー)な場面は「よかったね!」とカラーで、逆によくない(不運)な場面は「でも、たいへん!」とモノクロで描かれます。これが交互に展開されるので、子供はくぎ付けになることでしょう!オチが明快なのもこの絵本のいいところです。僕も何度も親に読んでとねだったそうですが、納得する面白さがあります。
3.馬場のぼる「11ぴきのねことへんなねこ」
11のねこたちが魚釣りをしていると、みたことない模様のへんなねこがあらわれた。風変わりな行動をとるねこが気になりあとをついてみると…
3冊目は大好きな「11ぴきのねこ」シリーズでも特に好きなお話です。魅力は11ぴきのねこのキャラクターにあります。ずるくて交渉上手で利益を優先して周到に準備をして行動するものの、まぬけなところがあり、いつも失敗してしまうねこたち。しかも、結果的にいいことをしちゃってるのがこのねこたちの憎めないところなのです。11ぴきのねこにはとらねこ大将以外の名前がありません。いつも11ぴきで行動する姿は微笑ましくもあります。あっと驚くへんなねこの正体、吹き出してしまうオチなど、たくさんの魅力がある絵本です。
4.古田足日・田畑精一「おしいれのぼうけん」
さくら保育園にはこわいものが2つある。ひとつはおしいれ、もうひとつはねずみおばあさん。
ある日、喧嘩をした罰でおしいれにいれられたあきらとさとし。「ごめんなさい」をいわずに抵抗していると…
最後はこの絵本です。魅力はねずみおばあさんと絵です。とにかくねずみおばあさんの描写が迫力ありすぎてトラウマ級に怖い。また、絵もモノクロで線が細く、ねずみおばあさんの怖さやおしいれの暗さを増幅させています。読み聞かせでは、どれだけ子供を怖がらせることが出来るかにかかっているといっても過言ではありません。終わるころには汗をかいている子供もいるんじゃないか、と思うくらいドキドキしたストーリーです。
以上、読み聞かせしたい絵本でした!!
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