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散りばめられた優しさとヒント“頑張るあなたに寄り添うケア“HANA ORGANIC 創設者 林田七恵さんをお迎えして ー前編ー

散りばめられた優しさとヒント
「頑張るあなたに寄り添うケア」
HANA ORGANIC 創設者 林田七恵さんをお迎えして ー前編ー


7月6日(水)の 19:00から
さがみ野ファーマシーのインスタライブに、ゲストとして
林田七恵さん(HANA ORGANIC 創設者)をお迎えしてお話を伺いました。

音声が大変聞こえづらい部分があり、ご視聴いただいた皆様、申し訳ありません。
音声が聞こえづらいものをアーカイブとして残すよりも
文字として、残しておこうとnoteを綴ることにしました。


漢方/健康相談担当のわたくし(さがみ野ファーマシー 北薗)が
インタビュアーとなって
林田さんに、女性の心と肌の愛し方を尋ねるというライブ形式。
日頃、わたくしは薬局で、ご相談(というよりも、もっと気軽なお話)をお受けするのですが、いつも思うのです。
「頑張り屋さんは優しい人だな」と。

ライブには30分とは思えないほどの情報量と素敵な知恵が詰まっていました。
(林田さんの素敵な笑顔と、生き生きしたお声を動画では残せませんが)
頑張り屋さんのあなたに、是非、読んで頂けたら幸いです。

<以下、わたくし(さがみ野ファーマシー北薗)を、「さ(北)」と表記します>

<@さがみ野ファーマシー>


-「doing」ではなく「being」を大切に-

さ(北):
一生懸命お仕事をされている20代から30代の女性で
“帰ったらクタクタでケアする気力がない“
“週末は寝てばかりでこんな状態でいいのか“とおっしゃる方へ向けて
林田さんのこれまでのご経験からのアドバイスを頂けますか?

林田さん:
ちょうど20代後半から30代にかけては、仕事の責任も重くなり
部下も増えて所帯が大きくなる頃。
自分の仕事でも大変なところに、自分の部下の面倒も見なくてはいけないので
本当に大変ですよね。
どうしても、社会に出て働いていると「何をなすか」という実績で評価されてしまいます。
すなわち、それは、「他人軸というものさし」で評価されてしまうということ。
だから、せめて、週末や、時間を作れる時は 
「あるがままの自分を受け入れてあげる」自己受容のチャンスを作ってほしいなと思います。
「何をなすか=doing」という他人軸のものさしではなく、
「あること=being」という自分軸に戻す時間がとっても大切

とお伝えしたいです。


さ(北):
あるがままの自分を受け止めてあげるということは
“クタクタになっている自分“も
“週末を寝て過ごす自分“も、愛しい自分ということですね。

林田さん:
そう思います。
疲れて寝ちゃう自分も、お菓子を食べたくなる自分も
全部愛しい。それでいいと思います。
ありのままを受け入れてあげてほしいなと思います。


<写真の下:林田七恵さん(@hana_oraganic)
写真の上:北園(@sagamino-pharmacy) >

ーもっとも怖いのは“何も感じない脳“になることー

林田さん:
自分軸に戻す時間を作らないと、脳が防衛反応を起こして、「何も感じない状態」になってしまいます。
それは心と体の不調があっても気付けなくなってしまうということ。
けれど、SNSでの発信が多くなっている現代は、
土日でさえも自分軸に戻すのが難しいこともありますよね。
たとえば、「おしゃれなカフェに行かなくちゃ」のような。
土日も充実しているっていう発信をしなくてはいけない気になってしまうかもしれないですよね。
そういうことを続けてしまうと、
ストレスをストレスと感じないようにする防衛反応が起こってしまい
何も感じないという脳の状態になってしまいます。
たとえ、心と体が辛いよと悲鳴をあげていても、脳が気づかないようになってしまう状態のことです。

さ(北):確かに、情報過多のこの時代。
土日までも、他人軸でどう評価されるかを気にしてしまう方は多いなと
薬局でお話を伺っていて実感します。
情報というノイズが多いと、それに紛れて、
本当に大切な心と体の声が聴こえなくなりますよね。
漢方で言うと、ストレスに関係する五臓は「肝」と言われていますが、
ストレスという火種を抱えていながら、それを放っておくと
火種が大きくなって、燃えて炎症して、結果的に心も体も体も、
カラカラの乾燥状態・空っぽになってしまう状態ということ一致すると思います。
自分軸に戻すということ自体が、意識しないと難しい面もあると思いまが
林田さんのご経験上、あるいは、HANAORGANICさんのケアとして
おすすめなものはありませんか?

ー“must” ではなく“will“の部分にフォーカスしてー

林田さん:私が行うのは
湯船に浸かる時オーガニックスキンケアオイルを、ちょっと贅沢に手に垂らして
香りをうーんと吸い込んで、その後に首筋をマッサージをすることです。
入浴した直後は
自分の心の中に、葛藤や雑念があって
“あれもやらなくちゃいけない“
“お風呂なんて入っている余裕はないんじゃないか“
という思いが飛び交うのだけれど、その状態をグッと我慢して、
香りが漂うバスルームの中でお湯に身を委ねていくと・・・・
わぁーっと涙が出ちゃうくらい、心が開放されていく時間がやってきます。
日頃、人間は”must(しなくてはいけない)”で動くから
“will(したい)”の部分まで自己を開放する時間を作っていく必要があると思います。

“will”は動物脳、
“must”は、動物脳の上に何層も積み重なってできた人間脳のこと。
だから、何層もの人間脳の奥にある、「本当は何がしたいの?」という”will”の
動物脳のところまで掘り下げることが大切なんですよね。

スキンケアオイルは、ダマスクローズの香りと白檀の香り。
白檀は、古来から信仰や瞑想にも用いられてきた香りだから、心を解き放つのに
役に立つと思います。

<HANA ORGANIC スキンケアオイル>

さ(北): “must”ではなく”will” まで掘り下げると聞くと、なんだか難しいように感じますが、「香りの力」は本能にダイレクトに働きかけてくれるので、
気軽に取り入れやすいですよね。
本能の部分が、“willであり、“動物脳“。
自分の「したい」ことが見えてくると楽になりますよね。
涙が出るほどまで開放すると、メディテーションを超えて、デトックスとも言えますね。
個人的な考えなのですけれど、 “will”って、「意志を伴った希望」であったり、
「未来」であったりすると思うのです。
先ほど、お話した、ストレスに関係する、漢方で言う「肝」、
すなわちストレスに関係する場所も、香りでもアプローチが有効なので
スキンケアオイルや、ご自身のお好きな香りを気軽に取り入れて頂いて
頑張り屋さんがご自愛して、”will“ を大切にしていただけたらいいなと
改めて思います。



林田さんのお話には、
ご自身が非常に多忙を極められた過去のご経験から導き出された生き方のヒントや優しさや、具体的なケアが散りばめられていました。
今回の投稿では、主に
「20代・30代のお仕事を頑張っていらっしゃる女性へのメッセージ」を
お伝えしました。
(けれど、多くの世代の女性に共感していただける内容ではないかと思います)

今回の投稿は、<前編>。
<後編>では、「子育て真っ最中の女性に向けて」のお話の内容を綴っていきます。隙間時間を使った、マッサージなどもご紹介します。

〜追記〜
当薬局で、HANA ORGANICさまの逸品たちをお取り扱いさせて頂いたきっかけは
わたくしが、HANA ORGANIC のLoverだったこと。
製品のこだわり、ストーリー、
そして、理念に共鳴して愛用していたことが始まりでした。

<@さがみ野ファーマシー>

街の小さな薬局からでも、「美は健やかさの上に成り立つ」ことや
「愛は循環する」ことを、
お客様や患者様に寄り添いながらお伝えしたいと、いつも思い
店頭に立っております。

7月6日の実際のライブをご覧くださいましたみなさま、
この文章を最後までお読みくださいましたみなさま、
お付き合いくださり、ありがとうございます。

<前編>は、ここまでです。


今回のケアに登場しましたのは“HANA ORGANIC スキンケアオイル“です。

▷HANA ORGANIC公式サイト

 

さがみ野ファーマシー
https://www.sagamino-pharmacy.co.jp


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