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さがみこファーム代表の山川です。

事業をしていれば、小さなものから大きなものまで、しばしばトラブルに見舞われることがありますよね。

事業とはトラブル対処の連続であり、トラブルのない事業などありません。

ただ、そうしたトラブルに見舞われた時こそ、その人の真価が問われる気がします。

言うべきことは言い、受け入れるところは受け入れること。
冷静に、粘り強く、自分と相手のことを考え、安易な妥結ではなく、建設的に落としどころを探ること。そして決して諦めないこと。
諦めなければ、必ず何らかの着地点が見つかる。経験上そう思います。

このようなトラブル対処の方法は人それぞれだと思いますが、私はトラブルに向き合う姿勢にその人の生き様が出ると思っています。
私は、昔は愚直に正面突破することしか知りませんでしたが、年齢と経験を重ねて、それなりの知恵が身につき、時と場合によって正面突破以外の対処もできるようになりました。

さがみこファームを運営する中でも、これまでたくさんのトラブルに見舞われてきました。
私たちはいわば「前例のない」ことに取り組んでいるので、おそらく他の人より多くのトラブルに遭遇しています。挑戦の数だけトラブルがあります。それでも諦めずに歩んできたから今があると感じています。

これからもきっとたくさんのトラブルがあるでしょう。

ただ、そうしたトラブルを糧に成長できる、しなやかなレジリエントな組織でありたいと思います。そうした組織を支える人は、ちょっとやそっとでへこたれない、「諦めない」人です。今風に言えば「GRIT」とか「やり抜く力」とかそういうものと近いですが、私はそれこそ、これからの不確実な世の中を生き抜く上で必要な素養だと思っています。

(2022/7/4 山川勇一郎)

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