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さがみこファームってなに?

2023年10月21日、相模原市のさがみはらSDGsアワード2023にて、さがみこファームが最高賞の市長賞をいただきました!!
今年は応募が多く、その中で選んでいただいたこと、大変ありがたいです。
これからも気を緩めることなく活動を続けていきます。

さて、そんなありがたい賞を頂きましたが、少し困ったことがあります。
「わかりやすく一言でさがみこファームの取り組みをアピールするとどんなフレーズになるか?」というお題をもらっているのですが、それに対してこれ!といった答えが見つかっていません。
(イメージは「日本で唯一の〇〇農家」とか「△△の技術を発明した」とか、一言あるいは1行で表現できるイメージのフレーズです。)

たとえば、ソーラーシェアリング、ブルーベリーの養液栽培、ブルーベリーの体験農園、耕作放棄地の復活、農福連携、地域共生型農業、地産地消などがキーワードとしてありますが、どれも自分たち独自のものではありませんし、かなり当たり前のこととして存在しているものもあります。我々だけが持っている技術なんてものもないように思います。

では、さがみこファームならではのキャッチ―な取り組みは何か?と問われると表現が難しいのです。たくさんのメディアに取り上げていただけているのですが、それに足るだけのものがあるとすれば、何なのでしょう?

普段は"食と自然エネルギーをすべての人と"というキャッチフレーズに沿って活動をしています。振り返れば道があるという感じで、時々立ち止まって考えると面白いものです。

今のところの結論しては、さがみこファームでは単独ではさほど珍しくないものやことをつなぎ合わせて一つのビジネスモデルとしているところなんだろうなと考えています。単独の取り組みでは特異性が打ち出せないので、ワンフレーズでアピールするには向いていないんでしょう。

ひょっとすると会員制、特に法人会員制度があることは珍しいかもしれません。会員制度はコアなファンであったり志が近い企業が集まれるような仕組みです。複数の手法をつなぎ合わせること、同時に個人の会員や企業同士がつながるような機会を積極的に設けていること、何かをつなぎ合わせる場として少しずつ機能し始めている点が一番大きな特徴なのかなと思っています。実際に法人会員さん同士のつながりが生まれて新しい取り組みが動いている実例も出てきました。こういった人がつながっていく感じがさがみこファームらしいなと感じています。

うーん、ちょっとふわっとしちゃうんですよね。それを一言でとなると難しいですね。今後一言で表せるような素敵なワードが浮かんでくるまでの宿題です。

すてきなキーワードが思い浮かんだ方はぜひ教えてください。

2023.10.21 小出竜士



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