さがみこファームができるまで(1)

さがみこファーム

こんにちは!さがみこファーム代表の山川勇一郎です。

現在私たちは相模原市の津久井地域で相模原市初となるソーラーシェアリング型のブルーベリー観光農園「SAGAMICO BERRY GARDEN」を、今仲間たちと一緒に作っています。

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果樹は野菜と違い、植えてもすぐに収穫できません。SAGAMICO BERRY GARDEN2022年6月OPEN予定なので、みなさんが果実を楽しめるのはもうちょっと先になります。

ただ、このBLOGでは、2年後のOPENに向けて、日々の農園の様子や定期的に行うイベントのご紹介、ブルーベリーについて、再生可能エネルギーについて、農業について、地域づくりについて、、、様々なことを発信していきたいと思います。

そして、たくさんの人に農園をサポートする仲間になってほしいと思っています。

それではまず、自己紹介から始めたいと思います。

さがみこファーム」は2019年5月に設立したばかりの新しい法人です。親会社は「たまエンパワー㈱」で私(山川勇一郎)はどちらの代表も兼ねています。たまエンパワーはその名から想像されるように多摩地域を拠点にし、再エネ100%社会を目指し、太陽光発電の導入を積極的に進めており、最近は自治体レベルで再エネ100%化を進めるコンサルティングなども手掛けています。その中で、2年半ほど前に相模原の工事会社との出会いがきっかけで、当時日本に広がりつつあった「ソーラーシェアリング」を検討することになりました。

ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電とも呼ばれます)は、農地の上に、隙間をあけて太陽光パネルを設置し、農業と発電で太陽の光を「シェア」するという新たな土地利用の方法です。

ソーラーシェアリングについては他サイトでもたくさん紹介されているのでそちらに詳しい説明は譲ります。相模原市では、ソーラーシェアリングの事例は過去になかったのですが、農業問題とエネルギー問題を同時に解決できる大きな可能性を感じ、チャレンジすることにしました。

ここで言っておきたいのは、私は、山を切り崩して、自然を破壊し、景観を害してまで太陽光発電を設置するのは反対です。FIT法が施行されて8年、日本中に太陽光発電が広がりましたが、無秩序な開発による太陽光発電の設置によって、地域でのトラブルや環境破壊が多発しています。太陽光発電自体は有用な技術であるのに、そうしたことによって、太陽光発電全体にネガティブなイメージが広がってしまっている現状を非常に苦々しく思っています。たまエンパワーでは今まで屋根上の太陽光のみしか手掛けていません。私自身が自然好きで環境問題に強い関心があり、富士山麓でプロ自然ガイドを長年やっていたことも大きな理由で、投資目的のみの太陽光事業開発とは一線を引いています。

一方、ソーラーシェアリングは太陽の光を農作物と太陽光パネルで分け合い、農地の空間を立体的に活用します。農家にとっては、農業収入と太陽光の売電収入がダブルで得られる「エネルギー兼業農家」(慶応大学金子勝教授)になれます。このことが農業の持続性を高める方法として注目されており、私たちもそうした価値のあることが拠点の多摩からすぐの距離の相模原で出来るならと思い、本格的に検討を開始しました。

そして、相模原市内で農業と発電ができる用地を探す中で、今の土地にご縁があり、ここで事業をスタートすることになりました。

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初めて現地を見たときは、草ぼうぼうの土地で「ここで本当に事業ができるのだろうか...」と不安がよぎったと同時に、「この場所が私たちの事業を通じて再生されれば意義のあることだ。」とワクワクしたことを覚えています。そうして、耕作放棄された農地での事業検討がスタートしました。2018年夏のことです。(つづく)【勇一郎】

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