マガジンのカバー画像

SBGスタッフブログ【隔週土曜更新】

136
SBGのスタッフ4人が毎週書いたブログをまとめています。
運営しているクリエイター

#小林孝

#自然界隈

先日、青山学院大学で地域共生を学んでいる学生さんたちが、授業の一環として農業体験にやってきました。ポットの清掃やニンニクの根切り作業などを手伝ってもらいました。その時、さがみこベリーガーデンの印象を聞いたところ、「ここは自然界隈ですね」と話していたのを聞き、面白い表現だなと感じました。今日は、さがみこベリーガーデンの自然界隈を紹介したいと思います。 ■緑に囲まれた隠れ家的スポット 都心から車で1時間。相模原の津久井から山中湖に抜ける国道413号線(通称:道志みち)から細い

来るべき戦い

「来た、食われた、呆然とした」 昨年は惨敗でした。 ヒヨドリの群れがやって来たのは、6月の下旬のこと。 せっかく実ったブルーベリーが食べつくされてしまいました。 もちろん手をこまねいたわけではありません。いろいろ試しました。 ■テグス 糸が羽にひっかるのを嫌がって避けるようになると言われますが、ヒヨドリには効果はありませんでした。 ■キラキラテープ 全然効果なし ■爆竹 鳴らした時は驚いで飛び去りますが、すぐに戻ってきます。 ■人間 人がいれば逃げるかと思いきや、そんなこ

方位・角度・発電量

ソーラーシェアリングに限りませんが、太陽光発電を計画する際、より多くの発電量を得るために、太陽光パネルをどのように設置するかがとても大事になってきます。 夏の太陽は高く、冬の太陽は低くなるように、季節によって太陽の通り道は変わってきます。また、東からのぼり西に沈むように刻一刻位置が変わります。 太陽光パネルに対して太陽が垂直に差し込んだ時が発電量が最も大きくなります。そうするとパネルの方角は真南がベストです。では傾斜角はどうでしょうか。冬は太陽が低いのでパネルは立て、夏は太

ゴジラ-1.0

ゴジラが7年ぶりに日本に上陸しました。 その名は「ゴジラ マイナスワン」。 敗戦で全てを失い、ゼロの日本に襲い掛かるゴジラ。圧倒的な破壊力で、ゼロからマイナスへ突き落される。敗戦後の日本には戦える軍隊もなく、アメリカも動かない。立ち上がったのは元軍人を中心とする民間人。主人公は元特攻隊員で、戦場から逃げ出したトラウマを抱え生きています。そんな人々がゴジラに立ち向かい、人生を再生する物語(※個人的感想です)。 ところでゴジラとは何なんでしょう。荒ぶる神。ある日突然襲い掛かる

SBGも夏本番

連日うだるような暑さが続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか。 SAGAMICO BERRY GARDENのブルーベリーたちは、この暑さも何のその、元気に育っています 今日は夏本番を迎えたSBGの姿を少し紹介します。 ■ブルーベリー人気投票中間発表 SBGでは来ていただい方に、お気に入りのブルーベリーに投票してもらっています。6月上旬から7月中旬までの中間結果では、  1位:レガシー  2位:ヌイ  3位:オオゼキブルー という結果でした。1位のレガシーは、酸味と甘

当たるも八卦、当たらぬも八卦

東京では3月14日に桜の開花宣言が発表されましたが、これは記録的な早さとなった2021年と並ぶ記録だそうです。この分ではブルーベリーも早く収穫できそうです。開園日をいつにするか?悩ましい問題です。 ところで、桜の開花には「600℃」の法則というものがあり、次のようなものです。 桜の花芽は、開花前年の夏にはできています。それが秋から冬にかけて、生長しないように休眠状態に入って年を越します。そして充分に低温刺激を受けた後に気温がぐっと高まった段階で休眠から目覚めます。これを「休

お金のむこうに人がいる

元ゴールドマン・サックスの金利トレーダーだった田中学さんが著した「お金のむこうに人がいる」という本を読みました。 冒頭「経済の専門用語はごまかす時に使われる」とぶちかましています。そうなんですよね、経済用語はカタカナも多いし、自分の頭が悪いから分からないのかなと思ってしまうんですよね。でもこの本では「お金の向こうに人がいる」とのタイトル通り、お金の向こうにいる人を中心に据えて経済を捉え直しています。すると、経済の話が、「お金を増やすこと・仕事を増やすこと」から、「経済の目的が

質問にお答えします

みなさん、こんにちは。 6月18日、はじめて迎えたオープン初日。いろいろ準備が間に合っていなかったり、慣れないお客様対応、ハラハラ・ドキドキでしたが、それからあっという間の2か月。その間、来園者のみなさま、地元自治体、地域の方々に支えられ、無事にブルーベリーシーズンを終えることができました。ありがとうございました。 来園者のみなさまからは、ご意見や質問をたくさんいただきましたので、今日はその中からいくつかお答えしたいと思います。 Q:33種類のブルーベリーを育てているそうで

ブルーベリー染めに挑戦

さがみこベリーガーデンのブルーベリーは今が真っ盛り! それに比例して収穫されず地面に落ちてしまう実もたくさんあります。 う~ん、もったいないなぁ。ということで、今回は拾い集めたブルーベリーを使って、草木染に挑戦してみました。 先ずは材料を用意 ・染めたい布   今回は100均でガーゼハンカチを買いました。 ・ブルーベリー  200g ・焼きミョウバン 近所のスーパーで買いました。 ・ステンレス鍋  鉄鍋や銅鍋、アルミ鍋だと金属と反応して染色に影響が             

偶然と必然の出会い

「東京の生活史」(岸正彦編、筑摩書房)という本を読みました。 と言っても1200ページもの分厚い本なので、拾い読みしただけですが・・ この本は、 「東京で暮らしているひと、いろんな階層と年齢と職業とジェンダー、東京でいろいろあるけど一生懸命暮らしているひとの人生を聞きたい」 という編者の思いから生まれました。この本がユニークなのは、先ず聞き手を一般公募で150人募ることから始めたことです。その聞き手が、それぞれひとりずつ150人の語り手の生活史を聞き取り、1冊にまとめたもの

ミドリゾウリムシ的生き方

ミドリゾウリムシという生き物をご存じでしょうか。 よく似た名前で「ミドリムシ」(別名ユーグレナ)がいますが、こちらは藻類の仲間で、別の生き物です。 一方ミドリゾウリムシは、池などによくいるゾウリムシの親戚で、細胞内にクロレラが共生しているため、クロレラの葉緑素で緑色になっています。ミドリムシは、細胞の中に直に葉緑体が存在しますが、ミドリゾウリムシは自分の細胞の中に、他の生物であるクロレラを取り込んでおり、立派な動物です。クロレラにとってみれば、ミドリゾウリムシは光のある所へ連

IPCC第6次報告書を紐解く

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の評価報告書(第6次評価報告書第3作業部会報告書、AR6/WG3報告書)が先日公表されました。 ご存じの方も多いと思いますが、IPCCは国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)の略で、人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、5~6年ごとにその間の気候変動に関する科学研究から

エンジンか電動か、それが問題だ!

掃除道具で悩んでいます、エンジン式にするのか、電動式にするのか。 実はブロワーを買おうと思っています。公園や街路樹の清掃でよく見かけますが、落ち葉や塵を強い風で一気に吹き飛ばす機械です。 今までほうきと塵取りでせっせと掃除していましたが、なんせ広いので半日作業になってしまいます。今まではそれでもよかったのですが、今年はプレオープンし、お客様をお迎えするのに、その横で掃除をのんびりするわけにもいきません。朝一番で一気に掃除を終えるためには道具が必要、という訳で「ブロワー」の出番

私たちの発電所を紹介します

上の写真は、発電所の全景です。左から(西側)から、前1発電所/前4発電所/前2発電所/前3発電所の4基の太陽光発電所があります。発電能力は、合計で272kWです。 2020年8月より発電を開始し、1年5か月の累積で310,483kWhを発電しました。これにより139tonの二酸化炭素を削減できました。と言っても分かりずらいので、一般家庭が1年間に使う電力に換算すると81軒分に相当します。発電した電気は、FIT(固定価格買取制度)を使って全量売電しています。 発電量推移を見る