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SBGスタッフブログ【毎週土曜更新】

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SBGのスタッフ4人が毎週書いたブログをまとめています。
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#SAGAMICOBERRYGARDEN

さがみこベリーガーデン、プレ会員募集中!!

さがみこベリーガーデンは相模原市で初となる農業と太陽光発電のハイブリッドによるソーラーシェアリング型のブルーベリー観光農園です。 現在養液ポット栽培で33種類・1000本以上のブルーベリーを育てています(今後は50種類まで拡大) 私たちは、中山間地の集落で耕作放棄地を借りて再生し、農園を営んでおります。地域に配慮しつつ、コロナ禍にあっても、密を避け、大切な人とゆっくり楽しんでいただくため、完全予約制・会員制農園としています。 現在、2022年6月OPENに向けて「プレ会

SBGも夏本番

連日うだるような暑さが続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか。 SAGAMICO BERRY GARDENのブルーベリーたちは、この暑さも何のその、元気に育っています 今日は夏本番を迎えたSBGの姿を少し紹介します。 ■ブルーベリー人気投票中間発表 SBGでは来ていただい方に、お気に入りのブルーベリーに投票してもらっています。6月上旬から7月中旬までの中間結果では、  1位:レガシー  2位:ヌイ  3位:オオゼキブルー という結果でした。1位のレガシーは、酸味と甘

SBGに拡がる非日常の世界

「あなたはなぜ山に登るのか」 「そこに山があるから」 Why did you want to climb Mount Everest? Because it’s there.(原文) これは1920年代、国威発揚をかけたイギリスのエベレスト遠征隊に隊員として3度参加し、3度目の挑戦の後行方不明になったイギリスの有名な登山家ジョージ・マロリー(1924.6.8or9没37歳)の名言(迷言?)としてニューヨークタイムスに掲載されたものです。わかったようでわからないような問答です

メディア掲載実績(7月)

6月に引き続いて7月もメディア掲載が続いています。 ・2023.7 月間レジャー産業 7月号に「相模原市に会員制のブルーベリー体験農園がオープン」として記事掲載いただきました。 ・2023.7 月間事業構想 8月号 特集「食と農の新事業~農業と再エネで実現する持続可能な地域」に掲載 ・2023.7 広報たまちいき 8月号 「地域共生型ソーラーシェアリングでつくり出す食とエネルギーと新たな地域の価値」に掲載 ・2023.7 J:COM「We are DYNABOARS」

やりたいこととやるべきこと

日本中を熱狂させたWBCが終わって1か月が過ぎ、今なおあの余韻が残っている。SAMURAI JAPANのメンバーは輝かしい成果を胸にそれぞれの所属チームに戻り新しいシーズンを迎えている。 “絵に描いたような”とはまさにこういうことを言うのだろう。これ以上のストーリーはアニメにもないと言われる活躍だった。巷の1ファンとして長年野球を見てきた自分としてもこんな大きな感動を与えてくれたJAPANに感謝である。シリーズを通しても、チームとしても、選手たちや監督個人としても、どの切り口

「体験」イベントで何を提供するか

さがみこベリーガーデンでは、秋から各種イベントをどしどしと実施してきました。 ・キノコ狩り+鹿革イベント ・ハチミツ搾りイベント ・EVを使ったカーボンニュートラルな周遊ツアー ・ブルーベリークレヨン&キャンドルづくり ・援農体験 「体験」イベントというのは世の中にはたくさんあって、「体験」を通して伝えたいことも様々だと思います。例えば、ブルーベリーのクレヨンを作ることや、EVに乗ること、そういったアクティビティ自体の面白さはもちろんですが、アクティビティの裏に隠れている課

『諦めない』

さがみこファーム代表の山川です。 事業をしていれば、小さなものから大きなものまで、しばしばトラブルに見舞われることがありますよね。 事業とはトラブル対処の連続であり、トラブルのない事業などありません。 ただ、そうしたトラブルに見舞われた時こそ、その人の真価が問われる気がします。 言うべきことは言い、受け入れるところは受け入れること。 冷静に、粘り強く、自分と相手のことを考え、安易な妥結ではなく、建設的に落としどころを探ること。そして決して諦めないこと。 諦めなければ、

偶然と必然の出会い

「東京の生活史」(岸正彦編、筑摩書房)という本を読みました。 と言っても1200ページもの分厚い本なので、拾い読みしただけですが・・ この本は、 「東京で暮らしているひと、いろんな階層と年齢と職業とジェンダー、東京でいろいろあるけど一生懸命暮らしているひとの人生を聞きたい」 という編者の思いから生まれました。この本がユニークなのは、先ず聞き手を一般公募で150人募ることから始めたことです。その聞き手が、それぞれひとりずつ150人の語り手の生活史を聞き取り、1冊にまとめたもの

ミドリゾウリムシ的生き方

ミドリゾウリムシという生き物をご存じでしょうか。 よく似た名前で「ミドリムシ」(別名ユーグレナ)がいますが、こちらは藻類の仲間で、別の生き物です。 一方ミドリゾウリムシは、池などによくいるゾウリムシの親戚で、細胞内にクロレラが共生しているため、クロレラの葉緑素で緑色になっています。ミドリムシは、細胞の中に直に葉緑体が存在しますが、ミドリゾウリムシは自分の細胞の中に、他の生物であるクロレラを取り込んでおり、立派な動物です。クロレラにとってみれば、ミドリゾウリムシは光のある所へ連

SDGs未来都市・相模原とさがみこファーム

相模原市は2020年度に日本のSDGs未来都市のひとつに選ばれました。 SDGs未来都市は、国がSDGsを推進するため優れた取組みを提案した自治体に対して指定するもので、2018年度から2021年度までに全国で124の都市が選ばれています。 相模原市のホームページを見ると、SDGs未来都市とは「SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組みを推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都

SBGはなぜ「会員制」なのか?

さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 今は6月18日の観光農園オープンに向けて準備の真っ最中。スタッフたちが連日畑で作業をしています。 さて今日は、SBG(さがみこベリーガーデン)はなぜ「会員制」という形を取っているのかについて話をしてみたいと思います。 一つ目は、地域と自然への配慮です。私たちは3年余前にこの土地と人と偶然出会い、そこからこのプロジェクトをスタートさせました。以来、様々な形で地域の方に助けていただきながら事業を進めてきましたが、当然のことながら地域には

IPCC第6次報告書を紐解く

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の評価報告書(第6次評価報告書第3作業部会報告書、AR6/WG3報告書)が先日公表されました。 ご存じの方も多いと思いますが、IPCCは国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)の略で、人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、5~6年ごとにその間の気候変動に関する科学研究から

『さがみこベリーガーデン』公式ウェブサイトがオープン!~春のイベントを一挙ご紹介します!!

自然エネルギーと大地の恵みをシェアするブルーベリー農園『さがみこベリーガーデン』公式ウェブサイトが3/18にオープンしました。 『さがみこベリーガーデン』のウェブサイトでは ・各種体験イベントの告知・予約 ・夏の摘み取り体験の告知・予約 ・農園の最新情報 ・プレ会員と法人会員の申込 ・関連商品のオンラインショッピング(秋以降) などができます。農園情報はこちらをチェックしてください。 4月、5月も注目イベントが既にUPされています。ちょこっと情報を紹介します。 4月9

クイズ 配管の総延長は何m?

春本番、ブルーベリーたちも冬から目覚め、花芽も膨らみ始めました。冬の間は潅水を止めていましたが、そろそろ水やりを始めなければなりません。しかし、その前にポットの配管作業があります。昨年植えつけた苗550鉢を移設したので、新たな配管が必要になったのです。これが結構大変なんです。 ポットは大きく6カ所のエリアに分けて配置してあり、コントローラから太い主管で各エリアに配管します。各エリアでは主管から枝管を分岐し、さらに枝管に差し込んだドリップピンから養液を供給します。 先ずは主管