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SBGスタッフブログ【隔週土曜更新】

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SBGのスタッフ4人が毎週書いたブログをまとめています。
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2021年5月の記事一覧

ミツバチ家族の複雑な関係。

さがみこファームではミツバチを飼っています。そんなミツバチは知れば知るほど面白い。今回は、ミツバチ家族の関係について書きました。 「秋になると、仲間から巣から追いやられ、死ぬものがいる」 ミツバチは群れで生活します。その数数万匹。メンバーは3種類。女王蜂、オス蜂、働きバチがいます。構成は、女王蜂は一匹、オス蜂は全体の約1%、働きバチは残り全部。圧倒的に女系家族です。 女王蜂は、毎日卵ををせっせと産みます。毎日なんと1500個。しかも、5年間生み続けることができるそうです。

創業2周年〜次の時代の一次産業の形を共に創る

株式会社さがみこファームは2021年5月20日で満2歳になりました。 この間、本当に色んなことがありましたが、たくさんの方とのつながりができ、事業が一歩一歩前に進んでいることに、関わってくれた全ての人にこの場を借りて感謝申し上げます。 さて、未来の話をしたいと思います。 言葉を選ばずに言えば、農業は、属人的で、保守的で、閉鎖的な一種独特な世界です。ただ、それは一定の理があるからこれまで綿々と続いてきたわけで、そういう農業界の理屈も、中に入ることでだんだんわかってきました

まだ見ぬ敵

2週間前の毛虫騒動もようやく収まり、ほっとしたところですが、敵は毛虫だけではありません。今一番頭を悩ませているのが」「鳥」です。 「鳥は大丈夫?」「鳥が来たらいっぺんに食われてしまうよ」 みなさん心配してくれます。 農水省のデータによると、鳥獣害による日本全体の被害額は158億円(平成30年)、その内シカが54億円、イノシシが47億円、サルが8億円、カラスが14億円、その他鳥類が15億円だそうです。 シカやイノシシは電気柵で守れますが、空からやってくる鳥には効果がありません

Welcome to SAGAMICO BERRY GARDEN~私たちはこんな場づくりをめざしています

SAGAMICO BERRY GARDENって? この農園のブルーベリーは大粒でとっても美味いよ! せっかくこんな遠いところまで来てくれるひとたちに ただ、摘んで、食べて、買って帰るだけでなく、 ゆっくり楽しんで、いい想い出を作って帰ってもらいたいのです。 ここには全部で1,000本以上のブルーベリーが植わっているよ ブルーベリーだけで34種類、そのほかラズベリーやブラックベリーもあるんだ 大きいのは500円玉ほどの実をつけるし、味もいろいろだ ブルーベリーの味比べしてみ

敵が現れました。あとからあとから、大量に押し寄せてきます。体にはもじゃもじゃの毛が生えていて、大きいものは4センチ。小さいものは2センチ。ブルーベリーの葉っぱや花をむしゃむしゃと食べる困ったやつ。さて、なんだと思いますか? 正解はアメリカシロヒトリという蛾の幼虫です。どうやら隣の森の木からやってくるようです。その木を見ると葉っぱがほとんどない!「ここはそろそろ食糧難になりそうだ」ということで、ブルーベリー畑に来たようです。 でも、不思議です。幼虫によって、もともといた木の