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人生を立て直す2021年

本日は12月30日。仕事を納め、家でのんびりしている方が多いのでしょうか。フリーライターの私は1月4日締切の大型原稿を抱えているため、これからがむしろ仕事の本番といった有様です(笑)。

2021年は私にとって転機の年でした。一番大きなイベントは引っ越し。2003年2月から住み続けた部屋を離れ、10月に同じアパートの2部屋隣りに移り、そのタイミングで持ち物の大整理を行いました。前の家は物が溢れて倉庫と化していたので、荷物を大幅に減らして、心地よい家作りを進めるのを目標に一年間頑張りました。今も持ち物は多いけど本人比ではかなり減らしたので、ようやく人間らしい生活を営める空間に。大変な作業でしたが、ここで人生を立て直しておかないともう先がないと思ったので、この機にいろいろな物を整理整頓できてよかったです。

ダイニングテーブル

以前暮らしていた部屋は2Kで、新居は1LDK。広さはほぼ一緒ですが間取りが変わったので、この機会に新しいダイニングテーブルを購入しました。ツートンカラーのターンドレッグテーブルは、引っ越しにあたり新調した家具の中でも一番のお気に入り。丁寧に手入れをして使い込んでいきたい。

部屋のインテリアについては後日別なnoteにまとめる予定です。イギリスアンティークのビューローブックケースや、古い薬棚を模したメディカルキャビネットなど、各コーナーにアクセントとなる家具をあしらった部屋になりました。古い賃貸アパートではあるのものの、自分の好きなものを集めた空間を作ることができたし、仕事もやりやすくなったので本当に引っ越してよかった。掃除や料理など、苦手だった家事にも今は前向きに取り組んでいます。

今年は私生活の立て直しに注力した一年ではありましたが、おかげさまで好書好日やダ・ヴィンチニュースなど新しい媒体ともご縁がありました。今年手掛けた仕事は以下のポートフォリオにまとめています。書評やインタビューは力を入れていきたいジャンルなので、2022年もご依頼をいただけるよう頑張りたい。あと「新聞で書評を書く」ことは長年の目標だったので、産経新聞から依頼をいただけたのは2021年の嬉しい出来事のひとつでした。

2021年は朝日カルチャーセンターで少女小説講座を開催し、好評につき第二回も決まりました。きちんと宣伝できていないので、来年の早い段階で告知するつもりです(遅れていてすみません)。2022年3月5日(土)のオンライン開催講座になります。

2022年は引き続き書評やインタビューを中心に仕事をしていけたらと思っています。これは来年の目標というよりは長期的にやりたい事ですが、書評の場が少ない文庫書き下ろし作品を紹介する機会を増やしていきたいです。あとは紙媒体で本を紹介する仕事も増やせたらと願っています。今はウェブ記事仕事が多いので、ウェブと紙媒体の両方で活躍できるライター・書評家になれるよう頑張っていきたい。現時点では2月発売の紙媒体2つ(『ユリイカ』の瀬戸内寂聴企画と、SFMの特集)に寄稿予定です。

2022年の大きな課題は、書籍仕事と日々の仕事をいかに両立するか、でしょうか。ありがたいことに書籍の企画も水面下で進んでいるのですが、ついつい目先の仕事に追われて、長期的な時間が必要な書籍執筆が遅れがちに(収入的な意味でも書籍仕事はロングスパンだし)。2022年は本を出す予定なので、仕事のバランス調整を心がけていきたい。

それと、今回の引っ越しを通じて、暮らしまわりのことをを書きたい気持ちが高まりました。いつかライターとしてこのジャンルに携われたらよいけど、まずは個人の発信から。2022年はインスタをちゃんと更新するつもりです。

来年も日々の生活を楽しみつつ、自分にできることを模索し、新しいことに挑戦する。そんな一年にしたいと思っています。みなさまもよいお年を。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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