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ブレスオブザワイルド的スポットを巡るアイルランドの旅

「ゼルダの伝説」好きな人がアイルランドへ行ってみたら、すごくブレスオブザワイルドだった話

noteでははじめまして、さふゆと申します。拙いながらゲームやお絵描き等を楽しむのが趣味な人です。現在はもっぱらSwitchで遊んでます。

最近は「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」マスターモードをプレイしています。
ブレワイは、2017年の発売当時WiiUでプレイしていたのですが、しばらく経ってまたやりたくなって、Switchで買い直しました。

「ブレワイ」をプレイしている時期に、ヨーロッパの一国、「アイルランド」へ旅行したことがありました。その時のことについて。

当時ブレワイ脳に染まっていた私。アイルランドの観光地を旅して思ったのは、アイルランドの風景ってゼルダ、特にブレスオブザワイルドの風景にとっても似ているということ。

アイルランド現地で撮った写真がたくさんあるので、それを活用かつゼルダ好きの方にも共有したくて、今回noteにまとめてみました。

※注意:紹介するこの土地が元ネタとなったということではありません。あくまでも「雰囲気が似ているスポットを紹介」というだけの記事です。ご了承ください。

アイルランドについて

アイルランドはイギリスの隣にある島国です。見晴らしの良い草地や大地が広がり、ところどころ古代や中世の建物が廃墟となって残っています。

また、好きな方はご存知、アイルランドと言えば、ファンタジー物語で妖精が出てくるような、いわゆる「ケルト神話」の舞台の国の1つでもあります。
私もケルト神話で興味を持ってアイルランドに行こうと思った1人です。
(アイルランド=ケルトっていうのは諸説議論あるそうなのですがここではスルーします。ケルト神話とか詳しく気になる方は調べてみてください。)

遺跡「タラの丘」の風景

以下から、私が撮影したアイルランドの風景と、それに似ているブレワイのスクショを比較しながら紹介していきます。

ブレスオブザワイルド的スポットの紹介

■中世の建物跡

川のほとりにある、数百年前の修道院?の跡地。

これブレワイで見た廃墟に…似ていません?

他の古城の遺跡。

登りたくなる壁。
建築様式がそんなに似てるわけではないけれど、瓦礫感が似ているような。

アーチ窓や扉とか、崩れた煉瓦の壁が岩っぽいところとか、何となくそれっぽくないでしょうか?

ブレワイの廃墟は厄災にボロクソにされてから100年位なので、数百年前の遺跡と比べたらやっぱり新しく見えますね。

■見晴らしの良い丘

古代のお墓(古墳)がある丘。丘の下には妖精が住んでいるとか古代の王様が眠ってるとか。とにかく見晴らしの良い丘です。

この丘のなだらかさと見晴らしの良さ、ゲーム中にも見たことがある気がします。どっかのムービーシーンとか。

■湖

ハイリア湖っぽい。

ハイリア湖とほぼ一致。

ここはテイ湖というそうで、黒ビール「ギネスビール」のように赤黒く色のついた水が流れていることから、ギネス湖とも言われているそうです。

湖畔に咲く花がとてもキレイでした。

■湖畔の集落の遺跡

先ほどとは別の湖畔。どこかで見たことあるような。

スクショはハテノ村の牧場の裏の湖畔。

写真の場所はグレンダーロッホというところで、古い墓地です。湖のほとりにとても古い教会や円筒状の見張り塔の跡が残されています。

■断崖絶壁

前述のスポットとは少し離れた地域まで行きました。「モハーの断崖」。

これも似たスポットを見たことある!

写真映り悪くてすみません。
ゲームのスクショはアッカレ地方東の海岸沿いの断崖絶壁。

教会と聖職者のミイラ

観光バスツアーで途中訪れた街にあった教会。
生々しいので写真は載せないのですが、そこには昔殉職した聖職者の生首のミイラ(本物)が祀られていました。

ミイラと言えば、ブレワイだと、祠にいて試練を課す導師のミイラ。そちらの元ネタは自らミイラになった即身仏的なものなんでしょうけど。

野原・広野の風景

ガーディアンが出てきそうな野原。

馬のいる野原。(写真は恐らく飼われてるお馬さんだと思いますが)

うまく似ている風景取れているスクショがなかったのだけど、どこかにありそうな雰囲気。

その他訪れたアイルランドの観光スポット

「モナスターボイス」という墓地を訪れたり、

ダブリンやゴールウェイといった都市を散策したりしました。

廃墟な史跡あり自然あり可愛らしい街はありで楽しかったです。

何で風景が似ているのか

そもそも、ゼルダを含め中世風ファンタジー作品全般に言えると思うのですが、これらの元ネタを辿ると、ケルト神話やヨーロッパの神話をモチーフとしてるものがよくあります。
ケルト神話の舞台の一部であるアイルランドの風景を見て、似ている雰囲気を感じることは、自然なことなのかも、と思います。
妖精とか。緑の服の小人とか。勇者になる少年の話とか。アイルランドのケルト信仰ではないですが、「エポナ」もケルト神話から来ているのは有名な話だし。

また、ブレワイのハイラル系建築物は中世ヨーロッパの建築物を元にしたデザインだと思われます。
ブレワイの時の神殿跡などの様式モデルについて、以下の記事でも触れられていました。

美術史の1ページに『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を加えよう。「ウツシエ」に似た遊びが18世紀に存在した!? ゲーム画面からあふれでるロマン主義の“崇高” https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/180330b

ハイラルの建築物は、厄災によってことごとく破壊され、廃墟となってあちこちに残っています。

そしてヨーロッパのアイルランドにも中世の建造物がこちらもハイラルと同じく廃墟となってあちこちに残っています。こちらも他国の侵攻や飢饉による人口減少があったそうです。

そしてどちらも広大で見晴らしの良い平原があります。しかもハイラルは海が近い。アイルランドは北海道位の大きさの島国なので海辺のロケーションも多い。

こうして歴史や地理に共通する部分があるから似ている風景が多いのかもしれません。

地理的・文化的なもので言ったら、イギリスも似ているスポットが結構あるんじゃないかなと思いますが、私はグレートブリテン島には行ったことがないので、よくわかりません。どなたかまとめてくれたら嬉しいです。

地理でいうとブレワイの方は、ハイラルの文化圏から少し離れたところや別民族が住んでいるところ(カカリコ村周辺やフィローネの南国エリア、ゲルドの砂漠エリア、ヘブラの雪山エリア、デスマウンテンの火山地帯など)は全く違う雰囲気なので、それらはまた別の国に似ている風景があるんじゃないかと思います。

あと、全体的に日本でも雰囲気が似ている風景を探しだすことができそうだとも思います。全体の地形は京都をモデルにしているそうです。

アイルランド旅行と観光について

最後に、この記事でアイルランド旅行に興味を持った方へ。

アイルランドは基本的に飛行機乗り継ぎで行く国です。
イギリスからはフェリーも出ているそうです。

観光スポットへ行く場合、首都ダブリンなど都市から観光路線バスや、日帰りバスツアーが出ています。日本のサイトから予約できるものもあります。

もし車が得意であれば、レンタカーをオススメします。その方が自由に観光地へ行けますし、宿泊施設の選択肢がぐんと広がります。(私は車の運転ができないのでダメでした)

アイルランドには私が紹介していない(行けていない)地域にも素敵なスポットがまだまだあります。
行く機会がある方はぜひ色々なスポットに行って自然や歴史を楽しんできてください。
そしてブレワイ脳になってる方はブレワイっぽさも探してみてください!ただしパラセールは持っていないと思うので、崖から翔んだり壁をよじ登ったりしないでください。

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