『フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について 言葉にならないモヤモヤを1つ1つ「全部」整理してみた』パク・ウンジパクウンジ著 吉原 育子翻訳 を読みました

p124より
 初めて「女性嫌悪」という言葉を聞いたとき、それが何なのか瞬間的にピンときた私とは違って、夫はニュースで扱われる事件か何かだと思ったようだ。
「嫌悪」という言葉のせいか、一般的な男性は女性嫌悪を認めなかった。「女?大好きだけど?」と思っていたのだ。
 女性嫌悪とは、「嫌悪して嫌う」ということではなく、女性を男性と同等の存在として見ない現象全体を指す言葉だ。

『フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について 言葉にならないモヤモヤを1つ1つ「全部」整理してみた』2021年 ダイヤモンド社 パク・ウンジパクウンジ著 吉原 育子翻訳

 韓国の現状と、どんなふうになったら良いかを考えながら、夫の実家に行くのは夫だけだとか、家事はお互いにやるとか、フェミニズムと日常がどのようにつながってるかとても分かりやすいエッセイでした。

 韓国では祭祀という、先祖を敬うためにそれぞれ決まった日にご馳走をおうちで食べるってイベントがあるらしく。
男性はリビングでお酒を飲んでのんべんだらりとし、女性はキッチンでご馳走を作りまくるという。
え、それなんてお盆&年始。
やっぱりジェンダーギャップ指数110位以下は同じように地獄ですね!となりました。
こっちでも嫌だと言ってますが、あっちでも嫌だと言ってるみたいです。
両方そんな嫌な事が無くなると良いですね。

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