空前のゴジラブーム

Amazon Primeがゴジラを盛り上げてくれている。

私は、両親にお願いをして、1992年に「ゴジラVSモスラ」を観賞した。これが私が、自らの意思で映画を選択し、映画館に足を運んだ最初の体験であった。

ゴジラVSモスラ(バトラもいるよ)

私は怖がりな子供だったので、8歳を前にしてゴジラはまだ恐ろしい存在だったはずだが、どうしても観たくて親にお願いした。
観賞を終えた後、凄まじい映画体験に興奮していたことをよく覚えている。
ゴジラカッコいい!モスラ大好き!バトラ怖い!ハッピーエンド最高!などなど。
その後も私のゴジラ体験は続く。以前別ブログにまとめたので、そちらに譲る。


さて、ゴジラ-1.0公開後における、ゴジラが社会に受け入れられる様は凄まじかった。
「シン・ゴジラ」によってゴジラは復権した。
私が小学生の頃に観賞していた「VSシリーズ」は子供と往年のファンが観るものとして認知されており、それは2000年以降のシリーズでも変わらなかった。
高校生、大学生、そして大人が堂々と「俺・私は、ゴジラが大好き!」なんて言ったら、白い目で見られていた時代である。
「シン・ゴジラ」も、公開前は、デートで見る映画として提案しようものなら、デートの予定がなくなるリスクがあった。

制作陣の皆様、ありがとうございます

しかし、公開後、空前の大ヒットに、その立ち位置は激変。何度も劇場に足を運ぶ人多数、デートで見に来る人もいて、「蒲田くん」はアイドルになった。

でも、あくまで認められたのは、「シン・ゴジラ」であって「ゴジラ」ではなかった。
シン・ゴジラが好き、というのは大人でもOKだけど、過去のゴジラも含めてゴジラファン、と言うと、ちょっとキョトンとされるため、大きい声では言えなかった。
それは、ハリウッドの「Godzilla: King of the Monsters」と「Godzilla vs. Kong」のヒットを受けても、あまり変わりませんでした。


ラドンがちょっとしたスターになるとは。
どちらのファンも怒らせないようなまとめ方をしたのはすごい。

しかし、ゴジラ-1.0が公開され、日本で大ヒット、アメリカでもヒット、そしてアカデミー賞受賞と、日本人が好む海外での評価を受けて、ブランドが格上げされた。
2023年11月3日に公開されたゴジラ-1.0が今も劇場で上映されている。

その結果、最新作「Godzilla x Kong: The New Empire」と同時に劇場で上映されているという夢のような状態が実現した。
同時に二作品のゴジラが劇場にかかるなんて!
同じシリーズが同時に劇場にかかる、そんな作品他にないのではないだろうか。

振り切った作品

ゴジラがダッシュする予告を観たときは不安で仕方なかったけど、振り切れた内容が清々しかった。
今作のヒットを受けて、次回作の企画も成立したようだから、これほど喜ばしいことはない。
もちろん、日本でもこれだけヒットを連発しているのだから、ゴジラのフランチャイズ、シリーズはまだまだ続くだろう。

日本のキャラクターの行く末

私は、日本のキャラクターが大好きである。
ゴジラだけでなく、ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、ドラえもん、ポケモン、マリオ、ガンダム、ドラゴンボールなどなど。
これだけ、世界中で認知されるキャラクターを生み出している国もなかなかない。

これだけ貴重なキャラクターを揃えているんだから、うまく世界に展開して、大切にしていって欲しいと思って止まない。
適当にライセンスしたり、海外に寄せすぎてその魂を失うような展開は避けてほしい。
ウルトラマンやドラゴンボール、ゴジラなど、過去の傷があるからきっと同じようなことはないだろう。
ただ、Netflixの新作ウルトラマンアニメのようなビジュアルを見せられると不安が募る。きっと大好きだからだ。
「シン・ゴジラ」の時も不安はありつつも、全くの稀有だったし、今回もこの不安が稀有であることを願ってやまない。

海外向けってことだよね!
リアルな像にするからの違和感だよね!
こっちのデザインはかなり好き

急にウルトラマンの話にしてしまったけど、ゴジラだってアメリカで先にドラマを作ってくれたけど、日本のゴジラドラマだって見たい!

日本では、各キャラクターがそれぞれの展開をしているけれど、それらがこれからもっとたくさんの夢のような新しい展開を見せてくれることを切に願っています!

ということで、話を戻すと、まだAmazonでは、「三大怪獣 地球最大の決戦」(1965)しか見直せていないので、「VSシリーズ」や初期作品など、色々楽しみたい!!

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