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上手く使えない!~お気に入りの言葉~

ジブン手帳には「FAVORITE PHRASES」というリストページがあります。感動したり、笑ったり、勇気の出る言葉を書き留めておきましょう、というものです。
私は何かを読んでいて(毎日読んでいる新聞が多い)気に入った言葉があるとここにメモをしています。

ただこのメモ、手帳を切り替える際に新しい手帳に転記するのか(手書きは正直しんどい)、はたまた別のどこかにまとめておくのか(どこに?)で長年悩んできました。
ジブン手帳のシリーズにはLIFEというものがあり(LIFEについてはまた別途記事にする予定です)、そこにも名言を書くページがあるのでそちらに…とも考えましたが、どうもうまくいく自信がない。
そこで、手帳を切り替えたタイミングでnoteに書いていく、という運用をためしにやってみようと思います。

「心に残る言葉」は何度も読み返したいし、こういうものについてはやっぱりデジタル化が必要な気がしています。

2020年の手帳より

心に残った名言・短文のメモ
※個人的な記録のため、引用許可などは取っていません

高野ムツオ(俳人)
みちのくの 今年の桜 すべて供花(くげ)
※東日本大震災後に読まれた俳句

亡くなった方の弔いのために桜がたくさん咲いた、という感じがします。日本中が怖い思いをした東日本大震災、あの怖さを忘れないでいたいものです。

朝日歌壇? 3/29
辛くとも一(ひと)ふんばりで「幸」になる 励ましくれし恩師ありたり

しんどいことがあっても、終わりが見えていれはあと少しがんばれるもの(逆に終わりが見えないとキツイ)。しんどいときこそ前向き思考で乗り切りたい。

書籍「私がオバさんになったよ」ジェーン・スー
寛容と不寛容、そして多様性。多様性の容認を示す態度は「放置」

あって当然、だれも気にしない。そういう状態こそが「多様性」が認められている世界かと思いました。

朝日歌壇番外地 丸山富久治
カニカマをカニと信じて食う孫に いつ食わそうか本物のカニ

これはぜひ声に出して読んでみてください。早口言葉みたいでリズムが最高に楽しい!
子供ってほんと加工食品が好きだよね。カニカマとかちくわとかソーセージとかベーコンとか。この「孫」も本物のカニを食べた暁にはカニカマのがうまいと言うにちがいない。


2021年の手帳より

随時(または手帳切り替え時に)追加予定

朝日新聞土曜版11/17 悩みのるつぼ 清田隆文
(言いたいことを言うとは)
起こった出来事を事実ベースで捉え、物事の経緯や背景にある事情について考えをめぐらせ、矛盾や誤解がないか自己点検をした上で訴えるべき主張や相手に対して抱いた違和感などを理論的に伝えていく必要がある。

これだけの準備と覚悟がなければ、本来言いたいことを言ってはいけないのだ、と思いました。考えなしに言うのは、それはただの言い散らかし(まあ、言いたいことを言えないことの方が多いのですが)。自戒と決意を込めてメモを取りました。

「お気に入りの言葉」のnote転記について

ちょっとやってみましたが、その言葉を選んだ理由も併記できて、なかなかいい感じです。いいと思った言葉は誰かにも読んでもらいたい、という欲求も満たせますね。
自分の汚い字を読み返すストレスもないし…しばらくこちらは続けてみます。

手帳はがぜんアナログ(手書き)派ですが、デジタルの方が便利な部分については臨機応変に併用していきたいものです。


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