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コロナ禍(もとい下)での制作物

勤め先のボスがいいました。
「こんなこと(コロナ禍レベルの厄災)ってそうそうないよ。この間の生活や街の様子とか、記録を取っておくといい」
…なるほどなーと思ったので、自分メモも兼ねてコロナ下での身の回りの出来事をジャンルに分けて書いていきます。

3カ月にわたる休園と日々の過ごし方

さて子どもが幼稚園に通っているうちの場合ですが、2月末から休園になり、3月は登園しないまま春休み、4月は3日間だけ登園したところで緊急事態宣言に突入、5月25日の解除まで外出自粛と長い3カ月間を過ごしました。

そこで困ってしまったのは、毎日のやること(遊び)です。
未就学児は自分で一日のスケジュールを立てることもできないし、学校の宿題をやらなきゃいけないわけでもない。自分でなかなかひとり遊びも続かない上に、すぐに飽きてしまう。
大人はやることいっぱいあるし、仕事もしたいし、家事はなぜだか増えたし、これっぽっちもヒマはないんですがそうは言っていられません。
子供対応が必要です。

…そこで私は考えました。
世の中に手芸や工作は星の数ほどある。一日1つづつやっても永久に(?)ネタは尽きないはず!
うちのは外で遊ぶより室内遊びが好き(その代わり運動苦手)なタイプですので、手芸や工作(いわゆるオカンアート)をアクティビティとして取り入れ、一緒にやることにしました。

おうちで作ったものリスト

さて、以下は3カ月の間に作ったものたちの数々です。
これはコロナでなくても引きこもらなくてはいけない状況…インフルで自宅待機、暑すぎる夏休みなどにも活用できるかも知れません。
心がけたのは、子供ができそうな部分は小さなことでもやってもらう、子供レベルに作業を簡素化する、子供が「やりたい」と惹かれるものを作る、家にあるものをなるべく活用するという点。
事前にネットで作り方を調べ、完成写真を見せて「これを作ろう」と誘いました。

・アクアビーズでアクセサリー
(アクアビーズで作るかざり部分は子供担当。私はそれに台座をつけるなどの加工をする。最終的にはラッピングしてアクセサリーショップごっこ)

・リボンでロゼッタ
(丸い台紙にリボンを十字に貼っていき、最後に丸いシールをはる。大量に作った)

・ビーズでネックレス
(子供用ではなく、大きめの大人用ビーズを使ってあえて難易度を上げる)

・バスボム
(重曹とクエン酸と塩で作れる。材料の配分以外は、型に詰めるところまで子供ができる)

・ヤクルト容器で鯉のぼり
(容器に紙を貼って胴体を作る。丸いシールを半分に切ったものを好きに貼らせてうろこにする)

・ぬりえを使って絵本を作る
(同じテーマのぬりえ数枚をもとに子供がお話を作り、私が聞き書き。マステで製本して色を塗る。2冊つくりました)

・段ボールでクレーンゲーム
(筐体は私が作成。段ボールをくりぬき、S字フックをつけたヒモで吊るというもの。前後左右上下に動かせるよう、本気を出した。子供は景品のお菓子にひっかけのための輪ゴムを夢中でつける…)

・じじ、ばばに手紙を書く
(会いに行けないじじばばに、覚え始めのひらがなで手紙を書く。折り紙や写真やナゾの切り紙…も同封。迷惑になるのでw出すのは親戚限定)

・クッキー、ケーキ、ホットク、シナモンロール、フランクフルト、ボーロ、きなこおはぎ、キャラメルポップコーン、牛乳もちetc.
(お菓子づくりはもう1週間に1回の頻度でアクティビティ化)

・布小物
(4歳児に本物の針と糸を持たせる。カットしたフェルトで小袋を作る)

・布マスク
(園で使うことを見越し、子供用を数枚作成。ついでに私のも。ゴムを通すところは子供が担当)

・キャンドル
(溶かしたロウを紙コップに入れて渡す。やけどに気をつけつつ、型に流し込むのは子供)

工作・手芸のだいご味は「成果が見える」こと

作りに作った3カ月…まだ書き忘れがあるかも知れません。
けっこう頑張ったなぁ、私w(そして疲れたなぁ…)

子供はなにかひとつ出来上がるたびに、「わたしがつくったの~」と父親のところに見せに行ったり、お友達にもらってもらう用にラッピングしたり、実際に使って楽しんだり。
成果を出すために頑張る。大変でも投げ出さずに最後まで完成させる。ひとつひとつの制作物は小さいけれど、そういうことを覚えてくれたらな~と思うので、工作や手芸は今後も続けたいと思います。


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