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ヒマラヤ便り20号 好奇心

ナマステ!ここインドでは、"Curious! " "Curious!"とアリス並みに私の好奇心が発動されます。記憶を辿ってみれば、どこに居たって、母国に居る時でさえ、私の集注の源泉は「好奇心」でした。

くるちゃんは、男にはもてないが、子供にはめっちゃもてる説の検証。

数年前のお話。そらくんの小学校の運動会を見に行った。めいちゃんは幼稚園が終わって、小学校にやってきた。競技を見るより、お友達と遊ぶのに夢中なめいちゃん。お友達と花の蜜を吸いに行くから一緒にいかない?と誘われ、喜んで同行した。

「うわっ!これめっちゃ蜜多かった!」とか言いながら、収穫した花を囲んで甘い時間を過ごしていると、めいちゃんのお友達が「わたしは、みほ。あなたのおなまえは?」と聞いてくれた。「わたしは、お友達からは、くるちゃんって呼ばれてるよ。みほちゃんも、くるちゃんって呼んでね!」と言うと、「くるちゃんって大人?こども?」と聞いてきた。するどい質問に「体は大人なんだけど、子供かもしれないね。」と答えた。みほちゃんは、「まあ、どっちでもいいか!」と言って、「次は何して遊ぶ?」とめいちゃんと相談を始めた。

鬼ごっこをしよう!と決まり、範囲を決めたり、ルールを決める。もちろん私が鬼になり、めちゃ盛り上がってくると、引き寄せられるように、女の子たちが集まってくる。3歳くらいの妹を連れた、めいちゃんと同級生の少女が「仲間にいーれて!」とやってきた。喜んで仲間になった。

閉会式が始まり、渋々解散となり「じゃーね!また遊ぼうね。」とか名残惜しそうに再会を約束した。姉妹のお母さんとおばあちゃんが、「ありがとうございました。」とわざわざお礼を言いに来てくれた。

人間の生の始めに まず好奇心がある。生の活発な時は すべての事物へ 又、その動きに 好奇心が働く。生が萎縮すると 好奇心は失せる。好奇心こそ独創の出発点。子供の好奇心を奪うまい。独創への道を閉ざさぬことは大人の嗜みといえる。   野口晴哉

後日、実家に大家族が集まった時、甥や姪から遊ぼう遊ぼうとひっぱりだこ。「なんかさ、大人たちが夕飯の支度を始めたから、私も手伝わなきゃ。」と言うと、「※さくらちゃんは子供だから手伝わなくても大丈夫だよぉ。」とめいちゃんに誘惑された。「だね!」と答えた。※さくらちゃんは、めいちゃんがつけてくれた私と遊ぶ時の呼び名。

本日のベストドレッサー 作業を真剣に見守る少女

いつものトゥクパ屋の店先にて。トラックから降ろされたセメントの作業は、ほぼ女性が行なっている。みなさん着るものの色合わせが素敵だし、活発に働く女性は美しい。し、見つめる少女の表情とファッションセンス萌え。

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