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災害時の備え

サバイバル技術とは、自然に活かしてもらう事です。備えあれば憂いなしですから、普段から寝袋、着替え、飲食物など備えられるものは直ぐに取り出せる場所に置いておく事、庭に置く場所があるならテントなどもあるといいかもしれません。今回の災害の備えは、災害後すぐにインフラ、給排水、電気ガスが復旧しない場合に備えるための記事です。

※マンション生活での在宅避難では、また違った備えが必要になってきます。大型家具を置かない、飲料水、食料品、携帯トイレの備えなど、事前に給排水が使用できない場合を想定して準備しましょう。

庭での避難生活

避難所での生活はプライバシーもなく、人が密集するため生活しにくい場所でもあります。一時的な避難生活ならまだしも、先が見えない中での集団生活に苦しさを感じることも少なくないそうです。
建物が崩れる心配がないのであれば、自宅が一番安心です。そこで、サバイバル術が発揮されます。
給排水の問題ですが、水については井戸がなければどうにもなりません。飲み水の確保はストックしたペットボトルや、雨水タンクになると思います。※飲料水とするには浄水器気が必要です。
浄水器を通した水を、念のため煮沸したい人もいるでしょう。その場合には火が必要です。カセットコンロの準備などキャンプ道具をそろえておくか、日常的に利用できる薪ストーブがあるなら、問題ありません。
火が使えれば、お湯を沸かして、洗顔洗髪、体を清潔に保つことも可能ですし、調理も出来ます。能登の災害のニュースで、ハウス生活を余儀なくされていた地域の皆さまもいましたが、庭が広大な敷地でも、備えがなければ寒い思いもしますし、煮炊きできる薪ストーブがあれば、暖が取れます。
これは、避難所を利用しない場合に必要な最低限の備えです。給排水が問題なければ火の確保のみとなります。

食料の確保


食料の確保については、庭での家庭菜園がおすすめです。どんなに小さな畑でもいいですから、家族が食べる分だけでも育てておくといいでしょう。
あと塩があれば、何とかなります。乾パン・カップラーメンのような非常食の備えと、ビタミンミネラルを補う野菜があれば、体調管理はしやすいです。


衣料品の準備

来ている服と合わせて2日分の着替えがあれば、理想的ですが、それが難しい場合は、下着を多めにストックしておきましょう。何とかなります。女性の場合はワンピースが一着あると便利です。着替える際、プールの巻きタオルの役割をし目隠になります。

簡単な大工作業

簡単な大工作業、設備工事ができれば、とりあえず修繕作業が可能となります。これは、大きな災害時の備えとなります。また、覚えておけば自宅の修繕作業などにも役立ちます。こちらは、岡山の発信基地で教室を開いているので、身に着けて役立ててください。

旧大芦高原ホテル発信基地

廃墟ホテルを改修しながら、無肥料無農薬で畑を作り、荒れた山の笹を刈り、土中環境を整えています。現在は、荒れた松林を綺麗にしている途中です。
自然農や災害時に備えての技術や知識など覚えたい方は、参加して下さい。
ボランティアも大募集!ぜひ、体験しに来てください。

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