「2024.12.15」週刊書評まとめ:古い羅針盤145章
先週の評点:
「楽しい政治 「つくられた歴史」と「つくる現場」から現代を知る (講談社選書メチエ 814)」(◎):小森真樹、「アニメと場所の社会学: 文化産業における共通文化の可能性 (シリーズ●文化の社会学のフロンティア 1)」(◎):永田大輔, 松永伸太朗他。
「楽しい政治・・」はやや主題と異なる内容が本文に展開するので、戸惑われるかもしれない。但し、多国民族国家としての米国を理解する事は、ある意味、今後の世界の流動化を考えるうえで重要な事なのかも。そして、それには、なによりも政治参加が必須であること。それに気が付かされるだけでも十二分の書籍である。「アニメ・・」はもう誰しもがその影響力を否定できない程に成長した文化の一つはアニメなのだろうか。投影し易く、等身大のヒーローやヒロインのキャスト張りがその共感を受けるポイントなのかも。
ここから先は
385字
/
1画像
この記事のみ
¥
100
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
最後までお読み頂きありがとうございました。よろしければ、サポートお願いします。文献購読&調査等に活用致します。