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「理不尽さが社会の根本 2」毎日ショートエッセー:古い羅針盤125章

ようやく、一人法人化に目途が付き、自分というアイデンティティを取り戻しつつある。以前読んだ橘氏の自尊心と同じ定義かもしれない。社会の中での居心地の良い場所を見出す。それがアイデンティティなのかも。そして、私の場合は多くの書籍や新聞、ブログを読んで、自分の長い人生履歴と照らし合わせて、評論する、もしくは議論に加わることが、至って精神的に楽なのだ。誰かがそうした考えに触れる、そして、少しは考えてくれる。それが重要だと思っている。著名人では無い故に、たった一人の読者かもしれない。でも、構わないのだ。もちろん、多くの販売量確保は会社運営には助かるが、それによって、マスメディアに媚びたり、既存の権益者たちに胡麻をすることは望まない。きっと、それが最低限の市井のライターの責務だとも思っている。さて、前書きが長くなった。何時ものことだが。「ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた」:斎藤幸平氏を読んでいる。

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