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「宇宙と言う知性 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤137章

私たちは、何かに行き詰ったり、何か途方にくれたら、天を仰ぐ。古代から、その習慣に変化はない。それは何故だろうか?果てしない空間が其処にあるから?果てしない未知なる世界が其処にあるから?そうなのだ。限りなく未知の世界こそ、宇宙の本質だ。人類がその類まれな好奇心のお陰で、この地球の覇者となって数千万年。但し、その得た知識など、到底及ばないほどの未知なる空間がそこに歴然と存在しているからだろう。以前、例のヒューマニストでグレードジャーニーと称する人類の地球上の歩みを総括した研究が存在する事を知った。それに比して、これはもっと拡大とスケールが違う。ビッグヒストリー。ビッグバンから現在にまで至る歴史を描く科学物語だ。「ビッグバンからあなたまで──若い読者に贈る138億年全史」:シンシア・ストークス・ブラウン, 片山 博文 他を読んでいる。

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