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「演劇と言う垣根」毎日ショートエッセー:古い羅針盤140章

最近、朝ドラに凝っている。今は女性弁護士の話。昭和初期のドタバタ時代。フェミニズムなど言葉のお遊び程度でお茶が濁されていた時代。それから百年近く経っているが、日本の男女格差は中々埋まらない。この朝ドラに限らず、演劇一般は原作があり、その後に実演技し易い様に、TV用、映画用に脚本化されてゆく過程が必要だ。そして、脚本に従って配役等も決まってくるわけで、原作はベースであるとは言え、脚本家の力量次第で、そのドラマの成否が決まるのだから、ややこしい。特に配役と脚本家の間でのアナログな関係が作品には大きな影響を与える訳で、しばしば手厳しい脚本家もしくは現場監督等の指導を目にする。まあ、舞台での影の王様には違いない。名だたる脚本家の名前を挙げろと言われても、山田太一氏や三谷氏等しか頭に浮かばないのが、聊か恥ずかしい。「T/S 」:藤田貴大氏を読んでいる。

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