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「国防論 1」:毎日ショートエッセー:古い羅針盤122章

ウクライナ侵攻で戦争というものが、臨場感として抱くようになった昨今、自民党でもようやく重い腰を上げて、国防費増額を目指そうと動き出した。但し、経済優先という大義名分で、反対する議員も多く、中々絵にかいたようには、物事が進まないことが明らかになっている。あれだけ、ルーズに国税を使い倒している政治家たちが、増税という禁句で選挙に負ける事を怖れているのは、滑稽としか思えない愚行でもある。もちろん、私は反戦論者に変わりはないが、相手が暴力で威嚇した時に、外交という話し合いだけで済まないのは、世の常識だ。図らずも死を見詰める医師か、もしくは死に一番直面する格闘技に関心を抱いたのは、こうした個人的危機感の裏打ちでもあった。その為に人類は法を定めたが、国同士を共通に裁く国際法は、不十分であり、戦後の戦勝国主体で作られた国連が、全くその機能を果たせないことも、今度のウクライナ侵攻で嫌というほど知らされた。故に、必要十分な防衛力はやはり、しっかりと準備し、整備しておくべきだと考えている。「国難に向かう新国防論」:河野克俊氏を読んでいる。

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