「アルツハイマー病の知恵」毎日ショートエッセー:古い羅針盤131章
痴ほう症が認知症と改名され、且つ、世界各国の医薬メーカーがしのぎを削って治療薬を開発している症状の中で一番有名なアルツハイマー病。その発症のメカニズムもかなり判明しつつあるが、依然として脳科学の研究は闇の中である。故に、治療法も手探りというのが真実なのだと思う。脳以外の細胞の新陳代謝が盛んな場所ならまだしても、細胞の再生が中々困難な部署故に、脳内に鎮座している各神経細胞の疲弊と劣化を低減するしか、現状は手立てがないのであろう。まさに不老不死とは、脳内細胞と直結した課題であり、肉体は滅びるが、精神はより研ぎ澄まされてゆく老後の楽しみを、完全に破壊するものでもあるのだ。「アルツハイマー病が革命的に改善する33の方法」:白澤卓司氏を読んでいる。
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