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「真摯で地味だけど 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤133章

戦争も含めて、多くの国が災害に遭い、苦闘している。我が国は膨大な財政苦の中で、更なる少子高齢化世界をどう生き抜くか、その答えに困窮したままで不毛な税金配布ばかりを政治家が繰り返している。そうした凡庸な政治家と違い、多くの役人たちは目の前で起きた災害に果敢に立ち向かい、二度とそうした悲劇を繰り返さないように、粛々と対策を打っている。公僕とはそうしたものかもしれないが、狭い国土、度重なる自然災害の中、生き抜く手段が共生、共同、協調であることを、彼らが一番熟知しているからだろう。「平成災害復興誌」牧紀男氏を読んでいる。

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