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「脱サラの違う手段」毎日ショートエッセー:古い羅針盤142章

昔、定年者の共有話題は、孫、ペット、庭いじりの3点セットだと学んだ。が、我が身がその立場になると、意外に該当するものがない。孫は県外に住んでいる氏、ペットは狭小我が家でも不可。庭いじりも然りだ。尤も、我が飲み友達(最近3人に増加)も、同じようなもの。好々爺と余生を送っている感じはない。義理の父親は定点直後までは庭いじりの一環として、近くの畑を借りて、本格的に野菜造りをしていた。私も以前若干の家庭菜園の経験があるので、何時かは!と思っていた。そんな折、市の広報誌に農園貸し出し案内が掲載されていたので、先の友人たちに聞くと、トンデモナイ。そんな面倒な事はしないと一刀両断されてしまった。「83歳、脱サラ農家の終農術―おいしく・はつらつ・愉快に生きる」:杉山経昌氏を読んでいる。

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