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「中国への正しい理解 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤142章

地政学上、ロシアや中国は、大海原である太平洋へのアクセスに対し、我が国は邪魔者である。出来れば仲間に、そうでなければ侵略し、我がモノにした欲望が湧くのは当然である。一方、海洋国米国も太平洋は是非、全てを我がモノにしたい。但し、民主主義を掲げているために、出来れば自由に往来できるようにはしておきたい。そうした事情から、我が国はどちらかサイドには付いておく方が無難である。太平洋戦争では、中国を侵略し、米国に歯向かったので、徹底的に破壊された。その後、自由貿易の中で突出した我が国は、又もや、その米国に打ちのめされて、未だにデフレ状態である。「2035年の中国―習近平路線は生き残るか―(新潮新書)」:宮本雄二氏を読んでいる。

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