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テレワークガイドライン改定のポイント

厚生労働省が改定テレワークガイドラインのリーフレットを公表
厚生労働省は改定テレワークガイドライン(正式名称「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」)リーフレットを公表したが、リーフレットはガイドライン(本体)やチェックリストも含まれるので全23ページになる。

改定テレワークガイドラインの趣旨
「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」リーフレットによるとテレワークガイドライン改定の趣旨は次のとおり。

テレワークはウィズコロナ・ポストコロナの「新たな日常」、「新しい生活様式」に対応した働き方であると同時に、働く時間や場所を柔軟に活用することのできる働き方として、更なる導入・定着を図ることが重要。本ガイドラインは、使用者が適切に労務管理を行い、労働者が安心して働くことができる良質なテレワークを推進するため、労務管理を中心に、労使双方にとって留意すべき点、望ましい取組等を明らかにしたもの。

改定テレワークガイドラインのポイント
また「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」リーフレットによるとテレワークガイドライン改定のポイントは次のとおり。

・労務管理全般に関する記載の追加(人事評価、費用負担、人材育成等)。
・正規雇用労働者、非正規雇用労働者といった雇用形態の違いのみを理由としてテレワーク対象者から除外することのないよう留意が必要であることを記載。
・導入に当たっての望ましい取組として書類のペーパーレス化の実施等を記載。
・テレワークにおける労働時間の把握について、原則的な方法としてパソコンの使用時間の記録等の客観的な記録による場合の対応方法や、労働者の自己申告による把握を行う場合の対応方法を記載。
・テレワークを行う労働者のワークライフバランスの実現のために、時間外・休日・所定外深夜労働の取扱いについて記載。
・自宅等でテレワークを行う際のメンタルヘルス対策や作業環境整備等に当たって事業者・労働者が活用できる分かりやすいチェックリストを作成

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「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」リーフレット(PDF)