【死神】一旦辞め。でもそれは終わりではなく。
タロットカードの種類
タロットカードには３つの種類があることはタロットユーザー全員の共通認識だと思います。
大アルカナ
小アルカナ
コートカード
私のNoteでは大アルカナにまつわる人生の一ページからお話していきたいです。なので、まずは大アルカナがどんなカードなのかを説明しますね。
タロットカード７８枚を人生の本だと仮定します。
人間が人生の中で出くわす事象、心の機微、人との交わりを一冊の物語とするのです。
私たちは人生という物語の中で、気づきや学びによって魂を成長させていくのですが、大アルカナは、そうした魂の成長過程を表している、とされています。
いわば物語の章立てとも。
その、章立ては２２種類あります。
気づきや学びは、年齢や自分の立つ人生のステージによって何度か起こると私は思います。
なので、大アルカナのカードは、ざっくりしていて、読む人やその時のその人の状態によって大きく意味が変わる、とても奥の深いものとなります。
私がタロットで出会った最初のカード
それが、死神のカードでした。
ライダー版のタロットの死神（画像参照）は、最初のカードとしては結構ショッキング。名前から、、、、ねえ。しにがみ…って。DEATH. じゃない。
このカードはしかし、”死（終わり）”という意味ではありません。
”再生” このカードのメインのメッセージはこれだったりすると思います。
章立てでいえば１３番目、真ん中のほうにあるだけに、そういえますよね。
”白黒はっきりさせる”
”仕切り直し”
”一旦辞めにする”
こういった意味があります。
。。。わかります？先に続きそうなの。ここで終わりじゃないの。
辞めないと始められないこと、あるの！
ここからがストーリーなの！！！！！
おほん。興奮してしましました。仕切り直して。
私が一旦あきらめたこと
私は、布絵本作家を目指していました。
あ、いいえ、【布】絵本です。絵本ではなくて。
絵、描けないもの。
布で絵本を縫うのです。
絵本、というより知育玩具のほうが近いかも。
布絵本でビジネスしている人は少なくて、フォローできるお手本がありませんでした。
それでも、私は布絵本の商品化を夢見て製作に励んでいました。
エシカルな衣服ロス対策進む世界のアパレル業界で、
解雇され、路頭に迷う縫製作業員がいるはず。
私の布絵本はその人たちに、次の仕事を提供するのです。
一点一点、作り手の感性で縫製される布絵本を全世界に展開し、
何か国語にも訳され、脈々と受け継がれていく。
壊れたら引き取り、修理して返す。
国境、年齢、世代を超えて愛される布絵本。
そんなキラキラなゴールだけは見えていたんだけども、
なにせ資金がない。
とにかくまず、資金を作らなくっちゃ。
家事育児の傍ら、作っていました。
幼稚園へ送って、作業。
洗濯を干して、作業。
夕食仕込んで、作業。
もちろん週末も。
ひとりでせっせと。寝る間だけは惜しんで。（長期戦だからね。）
三年間。
終わらない家事育児と、終わらない作業。
編み物も好きだからしたいけど、そんなことしてられない。
SNSの投稿よくわからずいつも空振りだけど、ビジネスのために時間を費やす。
全部の隙間時間を布絵本ビジネスのためにつぎ込みました。
いつの日か、”好きなこと、叶えたい夢”のための作業が、
”負担”になっていたようでした。
ある時、ミシンの前につくと、涙が出てきたりしました。
携帯を持とうとすると、手が震えて落としたりするようにも。
おかしいな、と思って病院にいってみると、
バセドウ病と診断されました。
ホルモンが過剰に分泌され、情緒のコントロールが効かなくなる病気です。
情緒だけではないんですけどね。一番厄介だった症状がそれで。
”好きなこと”をやってたはずなんだけど、夢見て生きていたはずなんだけど。
ちょっと一回、ミシンを見えないとこにしまっておくことにしました。
そんなとき、雑貨屋さんで見つけたのがタロットカードでした。
なにか、答えを探していて、タロットはそれをくれるように感じたのです。
そして、封を開け、カードを広げ、引いた一枚が「死神」だったのです。
どういうことよ。なんて思って、ググって調べていきました。
その過程で知ったのが、現在プロ養成講座を受けている「＆Ｕ」という会社のタロット解説でした。
最初は、「辞める」なんて納得いかず、何度も引き直したり、他の解説を探ったりしました。
ここまでがんばったこと、辞められないよ。
納得の答えを見つけたくて、タロットのシャッフルの仕方、簡単なスプレット、大アルカナの解説、など見ていくうちに、
無料のタロット講座に辿り着いたのでした。
無料講座を受講し終え、まだまだ知りたいことだらけ、
もっと深くタロット学びたい。
だけど、タロットにお金も時間もをかけてる場合じゃない。
うーん、ずるいよアンドユーさん。どうしよーーー！
そんなこんなで、
しっかり釣られてまんまと沼です。
ですが今、こうして文章に書いて振り返ると、
自信を持って言えることがあります。
そう。
タロットはじめて、よかった。
私はあの頃より、何倍も幸せで、
あの時求めていた答え、見つかってた。
布絵本はやめてないです。タロットを始めただけで。
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