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#現代短歌

2020.04.11

2020.04.11

止血っていうには難(むず)くってコットンにオンナ期が立っているのです

解説:生理について短歌を詠んでみたいと思って一首。でも露骨すぎるのは、いかがなものなの?と思いつつ、女にしかわからない描写のつもりです。

泣いている 手に入らなくて泣いている 想像ゆえに泣いている

解説:誰かを叱った。あまりにも想像が肥大化してて目先を見てもらいたくて。盲目の君に捧げた短歌です。
#短歌 #現代短歌

2020.04.08

2020.04.08

独り言つぶやけるほんとうの場所などなくて思っているだけの、

思い込んだらチカラがはいる運転のストレスから解放されて

目覚めても夜じゃない夕 休日をあなたに捧げているのです

1mail 2mail 随時 繰り返す就業停止のお知らせを

重力を感じぬままにパピプペポ

閑散な町に一歩ずつ踏みだしていく月並みを、ぐしゃぐしゃポイ
#短歌 #現代短歌 #パピプペポ川柳 #日記 #独り言

2020.03.10

遥かなる『松本』の地をあとにしたプレートが置いていく記憶。雨

雨の日に車道を飛ばす社用車の『氷』の文字が弾く夏でした

ソラシドと音階あがる鍵盤にゆびさき、すっとかあるく置いた
#短歌 #現代短歌

2020.02.12

あざといはこういう事かと知った日のはんぶんを振り返るのでした

思ったこと:日常生活において、あの人は可愛いこぶってるとか、あざといとか、女子であればよく耳にする言葉だと思うけど。ネット上での時々ある自分の行いがまさしくそうだなって思った一日の中の半分程度。いたって真面目に、なんでも向き合ってるつもりなのだけど。受け取り方は様々だろうし…と。
#短歌 #現代短歌 #日記

2020.02.12

(ちんたらやってんじゃねーよ)って他者の声に応答した敗者です

仕事脳を捨て去ればきっとぜったいイイ女になるはずなんだ
#短歌 #現代短歌 #日記

2020.02.12

ふたり分の了解をゲスくまと毒舌あざらしとで手を挙げる

既読って境界線は済みなのか返信なのか不穏の半日
#短歌 #現代短歌 #日記

2020.02.11

押し寄せて失っていく明日のうたを。いま思い浮かべているの

スピンオフ2020.02.11

あーぁって嘆く日没のボツうたに冥福をお祈り致します

瞳孔が狭まる視野を突き放すFMにピントを合わせていくの
#短歌 #現代短歌 #日記

2020.02.11

準備中

冷凍庫焼けしているか闇鍋のseafoodの逝き死を思う
#短歌 #現代短歌 #日記

2020.02.11

( 用はないきみなどにってあきらかな態度を見せるロビー活動)

無印のながいスピンをみつあみにしているメインのページが重い
#短歌 #現代短歌 #日記

2020.02.11

祝日の陽あたりのなか自堕落がまだ火曜かと縋りついている

幾多あるマイナーはそのままできみの瞳にメジャーが映る
#短歌 #現代短歌 #日記

2020.02.05

略されてチンといわれるテーブルの回転ターンはお休みしてる

背伸びしてオトナぶってるプレゼンを真剣に聞いている紳士とは。
#短歌 #現代短歌 #日記

2020.02.05

バス停のひとたちみんな寒いって言わないけれど同意してる、はず 。

最果ての地がまな板の上であるサクという名の切り身のドミノ

短歌うたよみん お題「名前」
#短歌 #現代短歌 #日記

2020.02.06

痒くってつっこんだゆびにやわらかなもち肌ふれた猥褻の谷

寒い日のイベントでした。なにげなくぎゅっと握った手と手で帰る

8パーの充電ずっと…とりあえず伸ばしていったコードをアースまで
#短歌 #現代短歌 #日記