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トイレの水が流れる仕組み

以前にも何度か書いているのですが、
絶賛、計画断水中のコロンビア・ボゴタです。
9日ごとに、24時間(ていうか実際は30時間くらい)
全く水道・トイレ・シャワーが使えない日がやってきます。

ところで、私はコロンビアに来るまで、
トイレの水がどうやって流れていて、
どうやって新しい水が入ってくるのか
という原理を全く知りませんでした。

みなさんは、知っていますか?

日本にいるときは、自宅のトイレが壊れた
なんて多分1回か2回だと思いますし、
そういうとき、日本って、すぐに業者を呼びますよね。
これって私の中では二つ理由があって、
基本的に業者は信頼できるということと、
自分たちで直す技術がない
(何をどうやったらいいかがわからない)
ということなんだと思っています。

業者をすぐに呼び、しかもちゃんと直してくれるから
自分たちの技術や知識はさほど必要ない
→だからやらない→だから覚えない、知らない

という循環だと思います。

一方で、ここコロンビアでは、
急な断水、トイレの故障は本当によくあり、
断水のときにどうやってトイレで用を足し、
水を流せばいいのかとか、
トイレのレバーが壊れたとき、
タンクを空けてどうすればいいのか、

よく考えれば超シンプルで簡単なことなのに、
もし日本でこのようなことが起こったら、
私は立ち往生していたと思います。

もちろんコロンビアに来て始めの頃は
立ち往生してましたよ。
でも、故障とか断水が多いので、
もうなんともなくなりましたね。

さすがに壊れたものを直す
という技術は身に付けていないのですが、
夫はトイレだろうが水道管だろうが何でも直しますし、
この前は親戚の家で給湯器を取り付けていました。

何がいいたいのかと言うと、
恵まれすぎていると、ちょっとした知識や
技術を身に付けるチャンスを失い、
サバイバル能力はどんどん低くなっていくのではないか、
というちょっとした危機感です。

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