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友人の猫失踪事件から考えること

私は犬を飼っているのですが、
いわゆる猫派か犬派かと聞かれたら、
恐らく猫派だと答えると思います。

ですが、実は猫アレルギーがあり、
猫を飼うことが物理的にできないのと、
夫が100%犬派であるということから
犬を飼っている次第です。

先日、友人の飼っている猫が
窓から脱走し行方不明になってしまいました。
いろいろ調べたところ、
猫はそう遠くへはいけないということで
他の友人などと一緒に捜索活動をしていたのですが
結局、私たちの手で見つけることはできませんでした。

しかし。
ここからが、SNSの時代だなあと感じたことなのですが、
猫の飼い主たちが、Facebookなどを通じて
探している猫に関する投稿をしたり、
迷い猫たちの飼い主を探すグループに参加したりしていたところ、
かなり似ている猫を保護している人がいることを発見。

でも、家からは車で20分ほどのところでした。
猫ちゃんが一人(一匹)で行けるところとは思えないので、
恐らく駐車場に下り立ち、どこかの車のボンネットか何かに乗って
そのまま車が発車して連れて行かれてしまったのだ
という予測でした。

無事、心優しい人に見つけられて保護され、
怪我はしているものの、無事に、
飼い主たちとの再会を果たすことができました。

偶然に偶然が、それも超ラッキーな偶然が重なり、
失踪から40時間くらいでしょうか
無事に飼い主のもとへ帰ることができた
この奇跡は、なかなか感動的でした。

なかでもとても驚いたのが、
私の友人のご主人は、
その飼っている猫のことをそこまでよく思っておらず、
家族であるという認識があまりなかったのに、
猫ちゃんが見つかった瞬間に号泣したのだそうです。


動物は人間のために利用するものである、
と考える人もいるでしょうし、
商売道具に過ぎないと思っている人もいるでしょう。
でも私は、動物が大好きで、
人間の命と同様に扱われるべきだと思っているし、
だからこそ、今年1月の羽田空港での事故には
本当に心が痛みました。

最近、私はなぜ働くのだろうと考えることがあり、
日本の人たちがもっと世界に出て世界を知り、
知見を広げ、世界で活躍するためのお手伝いをしたい、
という思いと同時に、

動物を守りたい

という思いがあることに気づいたんです。
だからこそ、日本では生体販売禁止にしてほしいし、
100%は無理でも、少しでもプラントベースの
食生活にしたいとも思っているんです。

少しずつでも、自分のためだけでなく
動物たちのために前進していきたいと思った、
そんな週末でした。

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