母の受験記～受験まで132日～

「ふざけるな！」
あぁ今日もキレてしまった。
今涙目になりワインを飲みながら日記を書いている。

今の私の日常は仕事と中学受験で埋め尽くされている。

6年生になったが、成績はほぼ変わらず中の下。

毎日頑張って勉強しているし、サボることもなかった息子。
しかし成績は上がることなく中の下。
低空飛行のままだ。

今まで散々勉強に関して色々調べたり塾に相談したり、中学受験や勉強の仕方の本を読んだりしてきて色々な勉強法を考え実行してきたけど、息子ははっきり言って頭が悪い。というか考える能力が著しく乏しい。問題の見落としやケアレスミスも多いし、できたはずの問題も平気で間違える。考えずになんでも公式に当てはめようとしたり、ただ文字を書いて覚えようとしたり、勉強の質が伴っていない。（これまでも何度も何度も伝えてきたが、一向に変わらないのだ。本当に。）
ただこれは持って生まれたものかもしれないし、遺伝子かもしれないし、私の育児のせいかもしれない。少なくともいえることは息子だけのせいではないと思っている。

今日キレたのは、授業の内容を聞いたら、ほぼ1割くらいしか覚えておらず、ノートもとっていなかったこと。
そもそもこの時期あせりはないのか？過去問を試してかなりの点数に驚いたし、この前の模試も過去最低点だった。必死さが全くなく、本当にうんざりしてしまった。頑張っていたら応援したい。しかし必死に勉強をしていない姿を見ると激しい怒りと憤りがわいてきてしまい、キレる以外の術が見つからない感情になる。

日々、弁当を作り、8時間働き、勉強のスケジュールを整理して書き、暗記の手伝いをし、家事をやり、下の子の面倒も見て私の1日は自由時間30分くらい。夏休みくらいから自由時間が少なくなって、あれ、誰の人生生きているんだっけと思う。

「塾やめるから、電話しとくね」
こういったところで莫大なお金を時間を注いできたことをやめられるはずもないし、ただの脅しなんだけどこう言わずにはいられない。（脅しって言葉自分でも書いていて辛い）
パフォーマンスとして紐でテキストを全部しばって玄関に置いた。（自分で書いていて嫌な奴。）

こんな日はとりあえず早く寝たほうがいいかもしれない。
役立たずの夫に話したところで気持ちを理解してくれないのが目にみえて、絶望感が漂う。

今日は息子を泣くまで攻めてしまった。でも息子も反抗してきて「クソババア」とはじめて言われた。受験がなければこんなこと言われることがなかったかもしれない。

なにげにショックだった。が自分もめちゃくちゃ責めたのは事実。
あぁ辛い、なげだしてぇ。

おやすみなさい。