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かっこいいと思った仕事への姿勢

私とプラダ


何度も見ている映画「プラダを着た悪魔」

ふと見たくなって、見直しました。

なんか、前に見た時と抱いた感情が違っていて、面白かった。

私は、自分が置かれている環境によって、物の捉え方とか情報の受け取り方が変わるみたいです。

手に入れるサクセスストーリーの印象を抱いていました。
最後に見たのは大学の時で社会に出る前だったので、社会人の大変さを自分事としてとらえず、楽しい部分だけを見ていたようで、、、、


でも、今回見直して、まったく違う印象とか学びを得ました。

厳しさの中の優しさ

主人公アンディは、記者へのステップアップのため、ファッション誌「RUNWAY」で編集長ミランダの秘書として働き始めました。

ですが、まったくファッションに興味がなく、会社で浮いた存在に。
そして、会社の人にはダサいと笑われ、ミランダからは無理難題を突き付けられる。
最善を尽くしてはいるものの、ほめられもしない。かといってミスをすると責められる。

誰しも働く人は、同じ状況になったことがあると思います。

そんな時、ミランダの右腕ナイジェルに泣きつきます。
ナイジェルは、アンディに一見厳しく思えることを言います。


Andy, be serious. You are not trying. You are whining.
アンディ、よく考えて。君は努力をしていない。泣き言を言っているだけだ。
What do you want me to say to you, huh? Do you want to say, “Poor you, Miranda’s picking on you…poor you, poor Andy”? Wake up.
私になんて言ってほしい?「可哀そうに、ミランダはひどいね。」甘えるな。

映画『プラダを着た悪魔』より


私は、すごくこの言葉が刺さりました。

しんどい時に、優しい言葉をかけてほしいと思いがちです。
私も割と、自分の頑張りを認めてほしい、大変さをわかってほしいと思ってしまいます。

ナイジェルの言葉から、ナイジェルはとても努力してきた人間なんだな~と思いました。

自分ができることを精一杯やる。外見でも、中身でも、小さな仕事から大きな仕事まで。

1つ1つを丁寧に積み重ね、自分の中での確実な自信にしていく。

そうすることで、自分が望む自分になることができる。

とても、かっこいい生き方だなと思いました。

アンディは実際、できることがまだまだありました。

ファッションを意識すること、ダイエットをすること、ミランダの要求をそのまま聞くのではなく、その先の行動を予測して手配しておくなどなど

ミランダに言われたことだけをするところから、見違えたように仕事への取組み方が変化していきました。

自分の仕事で、泣き言を言いたくなる時に、心のナイジェルに背中を押してもらおうと思います。



心動かされた映画の感想でした。


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