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『中之条ビエンナーレ2023』をバス&徒歩で巡ってみた話(2)

昨日に引き続き、『中之条ビエンナーレ2023』の旅の記録です。今日は2日目の思い出と、ビエンナーレをバス&徒歩で巡ってみての全体的な感想をシェアします。

▼ 1日目の思い出はコチラ💁🏻‍♀️

§ 2日目:四万温泉エリア〜伊参エリア〜帰宅

朝食@宿

朝風呂に入って、8時半から宿で朝食をいただきました。宿でいただくごはんって、なんであんなに美味しいんでしょう…すごい量なのに何故かぱくぱく食べられてしまう…余裕で完食しました😏

超豪華朝飯!

『旧第三小学校』作品鑑賞(約1時間)

◆ 10時頃 宿チェックアウト
2日目出発!まずは、宿から近かった『旧第三小学校』へ。行きの急な上り坂が結構キツかったです…。体力の衰えを痛感しました…。でも、坂道を登った先には、「ここまで来てよかった〜!」と心から思える作品が待っていました。

体育館全体を使ったいくらまりえさんの作品は圧巻

『旧第三小学校』は展示されている作品数が多く、見応えがあるので、時間を気にせずゆったり周りたい!という方は、午前中に行くのが良いと思います。また、校舎内のあらゆる所で目にするやさしい木漏れ日に度々癒されたので、そういう意味でも明るい時間帯に行くのはおすすめです。(きっと午後の時間帯にも別の魅力があると思うので、そちらも気になりますが^^)

四万温泉エリア散策&作品鑑賞(約40分)

『旧第三小学校』の展示を堪能したら、四万川沿いに上流に向かって歩いて、四万温泉中心部を目指しました。

気持ちのいい秋の陽気

※服装について※
2日も良く晴れていたのですが、四万温泉エリアは朝から結構冷えたので、昼ごろまでは、薄手の長袖+上着を着ていました。伊参エリアも夕方ごろから肌寒かったです。
また、多くの展示会場でスリッパに履き替える機会があり、急な坂道を登らなければならない箇所もあるので、靴は脱ぎやすい&歩きやすいスニーカーがおすすめです。

月見橋を渡って、四万温泉協会の前を通り、『まりや』→積善館前→『大黒屋』まで。この区間はわりと平坦な道なので、徒歩でも楽々まわることができました。ただ、そこからさらに上流の『日向見公民館』や『日向見公園』は距離的に徒歩では難しそうだと判断して折り返しました。

四万温泉協会前の通りには、いくつかお土産屋さんがあったので、ここで温泉まんじゅうを購入!

中之条市街地経由で伊参エリアへ

◆ 11:51発 『桐の木平』〜『上之町』(バス約30分)
伊参エリアに移動する方法としては、「中之条市街地の町役場から土日のみ運行している臨時バスに乗る」という計画を立てていました。ということで、ここで一度中之条駅行きのバスで市街地に戻ります…!

◆ 『つむじ』で一休み
『上之町』
というバス停で降りて、すぐに町役場へ向かうつもりでしたが、ちょっとここでエネルギーを補給したくなり、臨時バスは第二便に乗ることにして、少し『つむじ』で休憩することにしました。

あぁ、また食べ物の写真…

しっかり食べたい方は食事系のメニューもあったので、ここでランチにしてもいいかもしれません。

◆ 『中之条町役場』〜『イサマムラ』(臨時バス約30分)
『つむじ』から町役場は歩いて5分程度。すぐです。役場の駐車場の端に伊参エリア行きの臨時バスのバス停がありました。さすがに第二便を逃すと作品鑑賞時間に余裕がなくなってしまうので、カフェで一息ついたら早めにバス停に向かい、無事乗り込むことができました。

伊参エリア作品鑑賞(約2時間)

◆ 『イサマムラ』・『やませ』
帰りのバスの時間の関係上、伊参エリアは『イサマムラ』と『やませ』の2箇所に絞って見ることに決め、まずは『イサマムラ』でバスを降りました。
感覚的に、四万温泉エリアよりも伊参エリアの方が混雑していて、『イサマムラ』には大きな駐車場もあることから、かなり賑わっていました。

伊参エリアで特に好きだったのは『やませ』の建物そのものの雰囲気と、2階に展示されていた西島雄志さんの『環 kan』。

暗がりの中に浮かび上がるシルエットが美しかった

◆ 『イサマムラ』〜『やませ』の移動(臨時バス約10分)
『イサマムラ』から『やませ』への移動は、道路の混雑緩和のための臨時バスが15分おきに運行されていたので、そちらを利用しました。
(最初、伊参エリアの展示も徒歩で巡れるかなぁ〜なんて考えていたのですが、実際に行ってみると伊参は全体的に常に坂道。というか、山道!エリア内を徒歩で移動するのはちょっと無理そうだな…と行きのバスの中で思い、プランを変更しました。バス車内から何人か歩かれている方も見かけましたが、時間と体力に余裕のある方でないと結構大変そうな印象でした。)

休憩

『イサマムラ』には何台かのキッチンカーが出店していて、軽食や飲み物を販売していました。お昼ごはんやバスが来るまでの待ち時間を過ごすのに、ちょうどいい休憩スペースです。
夕方少し肌寒くなってきたので、キッチンカーの周りに設置されていた椅子に座って、あたたかい紅茶をいただきました。店員さんが気さくなやさしい方でほっこりしました^^

中之条駅へ

◆『イサマムラ』〜『中之条駅』(臨時バス約30分)
私が一番心配していたのは、中之条駅へ帰るための臨時バスについて。「乗る人が多くて乗り切れなかったらどうしよう〜」と気にしていたのです。結果的には、なんとかギリギリ乗れた、という感じで、すぐに満席になってしまいました。バス停に早めに着いておいて正解でした…!

中之条駅〜帰宅(約3時間半)

中之条駅を17:08に出発して、家に着いたのは20時半頃。乗り換える度に毎回始発だったのでずっと座って帰って来れましたが、一日中歩き回った後だったので、最後の方は結構へとへとでした。

家に着いたらすぐにお風呂に入って、足を軽くマッサージして、就寝…zZZ

§ 1泊2日を振り返って

1泊は必要。じっくり派は2泊以上がおすすめ!

実際に車なしで行ってみて、1泊すればバス&徒歩だけでも楽しく過ごせるし、メインどころは見て回れる、ということが分かりました!(バスの乗り継ぎの関係上、都内からだと日帰りは厳しいと個人的に思います)そして、よりじっくり観たい方は2泊以上されることをおすすめします。

バス&徒歩でも楽しめる!…けど

会期中は通常の巡回バスのほか、無料の臨時バスも運行してくださっていて、今回私もその臨時便をフル活用して移動しました。お陰で中之条市街地エリア〜伊参エリアの移動が出来ましたし、伊参エリア内での移動も楽でした!(バス運行に携わってくださった運営の皆さま、ありがとうございました!とても助かりました^^)

ただ、臨時バスは乗車可能人数に限りがありますし、運行便数も多くはありません。路線によっては運行が土日のみのバスもあったので注意が必要です。

結果的には、バス&徒歩でも楽しめることは間違い無いのですが、やっぱりバスの時間を気にしていろいろと行動を制限しなきゃ行けなくなる(見るのを諦める箇所が増える)のも事実で、せっかく行くのなら自分の車がある方が満足度もさらに高まるのかなと思いました。

それから、バス&徒歩の場合、展示を見て回る間も1泊分の荷物をずっと背負っていないといけません。これが地味にキツかったです(笑)車があればこの荷物は車内に置いてもっと身軽に回れるってことか〜と、2日目の夕方くらいに他の来場者の方を見て気がつきました(遅い)

次回行きたい『中之条ガーデンズ』

今回時間が足りなくて行けなかったけど、次回はきっとここに行きたい…!と思っているスポットが『中之条ガーデンズ』です。

どうやら今、『秋のローズガーデンフェア』が開催中らしいのですが、バスの運行時刻の関係で、立ち寄ると帰れなくなる可能性があったので、今回は泣く泣く行くのを諦めました…。
バスのダイヤを色々と調べましたが、中之条ガーデンズに行きたい場合はマイカーorレンタカーが必要、というのが私の中での結論です^^;


以上、私の1泊2日『中之条ビエンナーレ』の旅の思い出でした!

何度か遭遇した急な坂道では自分の体力のなさを痛感しつつも(笑)、ゆったり豊かな自然に触れて、渓流沿いの温泉にも浸かって、何より様々なアーティストの作品から刺激を受け、充実した1泊2日を過ごすことができました。

アーティストの皆さま、ビエンナーレ運営の皆さま、中之条町の皆さま、素敵な時間をありがとうございました。

2023.10.15

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