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朝時間をデザインする #33の夏のこと

昔から、朝にめっぽう弱い。全身が気だるく、頭はぼーっとしていて、ベッドから起き上がるのも一苦労だ。おまけに、覚醒するまで人より何倍も時間がかかるので、起きてからしばらくの間は誰かに話しかけられてもまともに会話ができない。

長い間、この問題と真剣に向き合うことから逃げていた。それでもやっぱり「いつまでもこんな朝が続くのは嫌だな……」という気持ちはずっとあったから、今年の夏こそは、意識的に自分の朝を変えていきたい。

ということで、『朝時間改善計画』をはじめます!

「理想の朝」へのはじめの一歩

そもそも、どんな朝なら、私は今より幸せになれるだろう。これを考えるのにぴったりなヒントを与えてくれそう!と思いついたのが、2023年11月初旬に古性のちさんがmy bestday noteのインスタアカウント(@bestday_note)で開催されていた、理想の朝時間を考えるライブ配信だ。私は当時、この配信を偶然リアルタイムで観ていた。朝が苦手なこんな私でも取り組みやすいオンラインワークショップで、初めて「朝時間」と向き合うきっかけを貰ったのだった。

ところが、あれから忙しない日々に負けて、思い描いた理想にちっとも近づくことができないまま、気づけば9ヶ月も過ぎてしまった。そして、去年の11月から、生活環境や暮らしぶり、健康状態、今後の目標などが大きく変わったこともあって、今現在の私にとっての理想の朝時間を改めて見つめ直す必要がありそうだなぁと思い至り、この度、改めて古性さんのワークに取り組んでみることにした。(アーカイヴを残してくださりありがとうございます…!)

とてもシンプルなワークなのだけれど、終わった後はなんだか頭がスッキリして、やさしくポジティブな感情に包まれるので、今これを読んでくださっている皆さまにもぜひおすすめしたい内容です。(ワークの意義や取り組み方は動画で丁寧に解説してくださっているので、気になる方は、ぜひ古性さんのアーカイヴをご覧ください!)

ちなみに、今回のワークの私のアウトプットがこちら↓

「好きなもの」と聞いて浮かぶもの

音楽、読書、木漏れ日、カフェで過ごす時間、美術館、漣、水平線、雨音、桜吹雪、打ち上げ花火、夏の終わりの匂い、秋風、冬のもふもふブランケット、笑顔、無計画な旅、蝋燭の火、イタリアンレストランのカウンター席、薄味の日本食、アコギの音色、余白、散歩、本のページを捲る感触、ピアノ

「理想の朝時間」と聞いて浮かぶもの

★6:00、自然に目覚める
・カーテンの隙間から朝日が入り込んでいるのを眺める
・頭がすっきりしている
・6:30、白米・梅干し・あたたかいお味噌汁を食べる
★好きな服に着替え、メイクをして、明るい気分になる
★リラックスできる音楽をかけながら朝読書
・8:30、好きな音楽を聴きながら職場に向かう

★:3年後もきっと好きな「朝時間」

面白いことに、2つ目のワーク『「理想の朝時間」と聞いて浮かぶもの』の★をつけた項目は、去年の11月から変わっていなかった。

 ①自然に目覚めること
 ②自分が好きな服・メイクを纏うこと
 ③落ち着いて読書する時間を持つこと

この3つは、私にとって揺るがない価値あること・求めていることなのかもしれない。ふむふむ。自分にとっての理想を再確認/認識できたところで、それに向かってこれから何をすればいいか具体的に考えていきたい。

寝覚めのよい朝を手に入れる

中でも、「これは叶えたい」と思うのが、この2つ。

★6:00、自然に目覚める
・頭がすっきりしている

目覚まし時計のアラーム音に無理やり起こされるのではなく、6:00頃にふと何気なく、すっきりと目が覚める朝が、私の理想で憧れだ。

私の場合、寝覚めを良くするには、恐らく抜本的な体質改善が必要と思われる。というのも、以前、日中立ちくらみの症状が頻発していた時期に、シェロングテストという検査を受けたことがあるのだけれど、テストの結果、寝転んだ状態から起き上がってしばらく経ってからも血圧と脈圧の数値がかなり低く、これが立ちくらみだけでなく朝の怠さにも影響している可能性があると言われたことがあるのだ。

この体質を変えるのは一朝一夕には無理で、効果が期待できるとされるエクササイズをこつこつ継続する必要がある。検査を受けた当時は、気力も体力もない極限状態でまともな努力を続けられなかったけれど、今なら体質改善のためにエネルギーを注げる気がする。ということで、これから無理なく続けられそうな取り組みをいくつか挙げてみたい。

①起床時間を5〜10分ずつ調整する

体内時計は急に30分や1時間単位で調節できるものではないという。最初は5~10分単位で起きる時間を変えていくことで、体調を崩すことなく体内時計をズラしていくことができるらしい。(主治医談)
理想の起床時間6:00にスッと気持ちよく目が覚めるように、少しずつ調節していこうと思う。

②血の巡りを良くする

・朝、体をゆっくりと動かす
低血圧の人の場合、朝、体(特に脚・ふくらはぎ)を動かすことで、血の巡りが良くなり、立ちくらみなどの予防効果が期待できるとの情報を耳にしたので実際に試してみたい。朝から激しい運動は現実的ではないので、簡単なヨガ&ストレッチ(10分前後)を習慣にすることを目標にする。

まずは、分かりやすく続けやすそうな動画を2つピックアップ。

【毎朝5分】初心者さん向け朝ヨガで毎日スッキリ!!仕事や家事効率をアップさせよう!!/竹脇まりなさん
【毎日4分】ふくらはぎを細くする簡単ストレッチで美脚!【ダイエット】/竹脇まりなさん

また、留学準備中の私にとっては、朝から英語を聞きながらヨガをするのもいいかもしれない。

Stress Relief Yoga ♥ A Relaxed & Calming Flow To Clear Your Mind/Boho Beautiful Yogaさん(13min)

・姿勢&呼吸改善
主治医からいまだに姿勢と呼吸を注意されることが多いので、常日頃から気をつけるだけでなく、週2〜3回は姿勢改善ヨガにも取り組みたい。

Fix your posture and reduce backpain | 10 Minute Daily Stretch Routine/Mady Morrisonさん(10min, only music)

【+α】就寝前はデジタルデトックス

朝と夜は繋がっているから、目覚めの質は前日の夜の過ごし方にも左右される。これはナイトルーティーンになってしまうけれど、今後就寝前1時間はデジタルデトックスを心がけたい。ブルーライトに触れない&心を落ち着かせて質のいい睡眠に入れるように意識する。

朝時間を楽しむ

これまでの私にとって「朝」は気怠く辛い時間でしかなく、ポジティブなイメージを持てずにいた。もし体質改善に成功して、今よりもずっと寝覚めのよい朝を手に入れることができたら、さらに朝時間に楽しみを増やして充実させていきたい。

朝が楽しみになるものが何かと考えたとき、ぱっと思いついたのが「読書」だった。

小中学生の頃は、全校一斉の朝の読書タイムも、夏休みの読書感想文も、どちらかというと苦手だった。当時は今よりずっと集中力が足りなくて、どんな本を選んでも文章をなかなか読み進められず、読書の面白さを全く理解できていなかった。

そんな私も、歳を重ねるごとに読書の魅力に気づいて、今では本を読むことは大切な趣味の一つになっている。朝、身支度を整えたら、少しの時間でもいいから、心を落ち着けて本を読みたい。

朝読書のマイルール

  1. 好きな本を読む

  2. つまらないと感じたら同じ本を読み続けず、他の本を手に取ってもいい

  3. 無理に速く読もうとしなくていい

また次の日の朝も楽しみになるような、そんな朝読書を続けたい。


気持ちよく一日を始められるように、誰のためでもなく自分のために、心地いい朝時間をデザインしていく。

2024.08.03
#朝のルーティーン

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