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全てはホールネスを高めるために

こんばんは!

私はできるだけ毎日、身体を整えコントロールするためにアーサナの練習もしています。
一通り動いてエネルギーを通していくのも大切にしているのですが、私がそれよりも大事にしているのは、全ての動作を機能的に、意図的にコントロールすることです。

今日はそこから見えてきたことについて書いていきます。

運動神経ゼロの人間がヨガ講師へ

今でこそこうしてヨガ講師として、そしてセラピストとして人様に運動指導をするようになった私ですが、もともと運動は苦手でした😅

私が中学生くらいまで、成績は五段階評価と言って1が一番低い評価で5が一番高い評価、という成績の付け方をされていたのですが、中学の3年間、自慢じゃないですが体育の成績はオール2でした🤣(1の評価はよほどのことがなければつきません)

いやホントにね、走るのとか苦手だったし、バレーとかバスケとかチームプレーが必要なものは他の人に迷惑かけるの分かりきってたからすんごく嫌でしたね〜

そのころは身体も固かったです。
今でこそ、使い方を知らなかっただけだと分かりますが、そのころは立位前屈とかも全然床につくことはなかったです。

身体についての意識が変わったのは、社会人になってからダイエットの一環として自重トレーニングを始めたことでしょうか。
ヨガもその頃に初めはやはりダイエットとして始めたものでした。(それから10年以上自宅で一人でヨガをしていました。いつの間にやらもうすぐ20年になります)

ハマるととことんな人間なので、独学で勉強して身体の知識をつけていきました。

身体の使い方を1から積み上げ続ける

そんな元運動神経ゼロの人間なので、身体の使い方というもののベースが本当になってなかったんですよね。

トレーニングやヨガのアーサナ練習で、ちょっとずつちょっとずつ、トライアンドエラーを繰り返して、ようやく今ここに辿り着いたようなもの。
人が当たり前にできてることができてないとか、日常茶飯事。

一つ一つ向き合い続けて、地道にできるようにしてきたことばかりです。

それでも、まだまだ使えてない部分・動作というものはいつまでもでてきます。
最後まで残ってくるのは、多少骨格の影響もあるのかもしれないなぁというものもあります。

最近向き合っているのは、前鋸筋の最後の一押し。
そこを強くするため、ハンドスタンドなど逆転、アームバランスを集中的にしていました。
ポーズばかりやってるわけではないですが、そのための動作を細かくチェックしていた感じですかね。

手を使ってばかりいたのに…?

なので、手腕に体重がかかるポーズを集中的にやっていたわけですね。

もちろん他のアーサナもやってはいましたが、時間の割合としてはとても少なくなっていました。

昨日もみっちり前鋸筋と向き合い、今日朝いつもの太陽礼拝からスタートしてアシュタンガのスタンディング。
「あれ?」とびっくりしました。

なんだかいつもより脚が強い…⁈

どのポーズも、いつもよりとても力強く脚が踏めている感覚があったのです。
もちろん、安定感も増し増し。

不思議ですよね〜

恐らくは、私自身が背面が強い人間なので、前鋸筋を使う状況を繰り返すことで自然と外腹斜筋など前面の繋がりや意識が増したことで、前面から脚への繋がりがいつもより強く使えるようになった。
まあ考えると納得のいくことではあります。

全ては繋がっている

このように、身体というものは正しく使えば、一つのパーツだけ使ったとしても、他の全てに影響を与えることができるのです。

だからこそ全て完璧を求めなくても全然問題ない。
一つ一つ丁寧にパーツ、ピースを積み重ねること。
それが一番確実で、結局は近道になるのですね。

人の身体というものは、一つの小宇宙なのです。

どんな小さく見えるパーツでも。

全てはホールネス、ワンネス、全体性を高めるためのものでしかないんですよね。

私はこのような、全体性を身体の中で発見するたびに本当に感動しています。
あなたは、どんなところでホールネスを見つけていますか?

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