見出し画像

お買い物 is 楽しい!

新年だ!初売りだ!!
田舎にはショッピングモールなんて無い!!
それでもお年玉握りしめて何か買いに行く楽しみを味わってほしい!

ということで、一月二日に家族でちょこっと出掛けました。

まずは島民御用達のしまむらへ。
以前から息子に買いたいと思っていたウルトラマンパーカーが残り一点になっていたので、これを逃したら手に入らないと思い、即レジカゴにin。

画像1

きゃー可愛い!!


お次は、Joshinのおもちゃ売り場へ。
年始のJoshin舐めてました。そんなに混まないだろうと思っていたのに、第二駐車場までほぼいっぱい。子どもたちがお年玉を軍資金におもちゃを買いに行ける場所、島内でほかに無いもんね……。

車を降りて歩いていると、大事そうに箱を抱えて雪道を歩く子どもとすれ違う。これこれ、この光景。最高に幸せ。

入り口に大きく「足元滑りやすいのでお気を付けください」の貼り紙があるのを見つけた次の瞬間、私の横ですっ転ぶ息子。えっ、可愛い。
ガチャガチャコーナーに向かったパパを追いかけようと、私の手を離した直後の出来事でした。

さて、いよいよ店内に入って一番奥にある、おもちゃ売り場に到着。
いつもは閑散としているのに、その日はレジに会計待ちの列が出来ていてびっくり。だって普段、店員さんですらレジにいなかったりするよ?

はしゃぐ子どもたちの声や、走るな騒ぐなと牽制する親達の声をBGMに、私たちも「あまり場所を取らない小さめの手頃な何か」を探してうろつく。
息子が一番テンション上がったのは、人生ゲーム。(家にも古いのがあるんだけど、息子が良い職業に就けなくて怒ったりルーレット何度も回し直す不正をするので、最近は隠している)

目線より高い位置にあるそれを目ざとく発見し、「人生ゲームだ!新しい人生ゲーム売ってるよ!」とアピールする息子。
「本当だねぇ、新しいバージョンだ」「息子がズルしたり怒ったりしなくなったら買ってもいいかもね」とやんわり躱す。
とはいえ息子が「あれいいなぁ」アピールするのは珍しいので、そのうちサンタクロースから贈られるんじゃないかな。あと三年くらいしたら。

特別「これが欲しい」と言うこともなく、おもちゃ売り場を周回する息子。
この子にはあまり欲というものが無いのだろうか。
スーパーのお菓子売り場でもそうだけど、積極的に「これ買って!」と言ってきた試しがない。そういう控えめな態度を取られると逆に買ってあげたくなる、私と旦那。
「一個だけ好きなの選んでいいよ」と言うと、息子は長々と悩んで酢だこさん太郎やアンパンマングミを手に取る。愛しすぎる。一生そのままの君でいてくれ。

そんな息子のテンションは、ウルトラマンのソフビコーナーで控えめな最高潮を迎える。
「ウルトラマンタイタスだ!」「これは悪くなる前のウルトラマンベリアルだよ!」と、少々マニアックな知識が繰り出される。私には見分けがつかない。
安いし場所も取らないし、この中で欲しいのがあれば買っても良いんじゃないかなぁと思っていたけど、息子は解説しただけで通り過ぎる。マジか。

いよいよ残るはプラモデルコーナーのみ。
まだ三歳児には早いしなぁ……と思いながら眺めていると、息子が「仮面ライダーだ!」と箱を指差した。
ガンダムとか戦艦のイメージしかなかったけど、仮面ライダーもウルトラマンもいるじゃん! と、私のテンションも上がる。
しかも、箱には「対象年齢3歳〜」と書いてあるじゃないですか。プラモデルって、ペンチとか塗装材とか要るもんだと思ってたけど、道具無しで作れる簡単なものもあるんだねぇ。知らなかった。

しかも880円、安い!

この中から一個買おうと(私が勝手に)決めて、息子に選んでもらうと、「仮面ライダーゼロワンがいいな」と言う。
お年玉で買うという話はどこへやら、私は意気揚々とレジに並んで会計を済ませ、息子に箱を抱えさせた。
はーーーーー可愛い。

車の中でもずっと箱を抱え、お菓子でも買う?とスーパーに寄ったのに「車で待ってる」と言い張り、ゼロワンを見つめていた息子。

画像2

その様子を見て、私も旦那も「本当は毎日こうやって甘やかしたいよね」「お菓子とかいっぱいあげたいし好きなだけテレビ見せたい」「好きなものだけ食べさせたい」と、欲望を爆発させる。言うだけでやらないけど。
日頃から甘やかしたいのをめちゃくちゃ我慢して、厳しめに躾けているもんだから、フラストレーション溜まる溜まる。
お正月くらい良いよね!と財布の紐が緩むのも無理はなかった。

家に帰ると親戚が来ていて、コタツに入って漫画を読んだり「岸辺露伴は動かない」を観ていた(録画してあったやつ)。
まさか私の両親や叔父叔母がジョジョ読んでる姿を見る日が来るとは思わなかったな…。実写ドラマ化の効果はすごい。

コタツの上には、大袋のポテトチップス、コンソメパンチ。
息子は一枚食べると、「こんな美味しいの食べたことない」と言って夢中で口に詰め込み始めた。
最近の口癖なんだけど、親戚の前で言うのやめて。美味しいもの食べさせてない親だと思われる。

息子は食べる手を止めずに「仮面ライダーゼロワン買って来たんだよ」「組み立てるんだよ」と自慢し、「ママと一緒に作る」と言って箱をこちらに渡してきた。あ、こいつ、私にやらせる気満々だな。
実はちょっとわくわくしていた私、箱を開けて早速制作を始める。

画像3

部品は手で綺麗に取れるし、カチッとパーツをはめ込んでいくだけで簡単に組み立てられた。
細かいパーツは私が組み立て、息子にも出来そうな部分は息子に任せてみた。これがめちゃくちゃ楽しくて。プラモデル、私の趣味になりそう……。

そして完成、仮面ライダーゼロワン!
100円安い値段でソフビ人形も売ってたけど、クオリティが全然違ーう!

画像4

息子もご満悦で遊んでいるので、ほんと良い買い物でした。
まさかプラモデルがこんなに楽しいなんて。新年早々新たな扉開いちゃったなぁ。今度自分用にもうちょっと難しいの買おう。

そんなこんなで、お買い物 is 楽しい!
いうお話でした。
ほかにも後日談で80〜90%OFFの思い出があるんですが、それはまた別の機会に。

ApplePencil購入資金、もしくは息子に酢だこさん太郎を買い与える資金になります。