30歳まであと一年

29年前の今日、朝7時頃？私が生まれたそうです。
ハッピーバースデー！私！！

こんなテンションで書き出しましたが、3月11日生まれの私が今後一生避けて通れない話題に、少しだけ触れようと思います。
苦手な方は次の見出しに飛んでください。

東日本大震災の記憶

9年前の14時過ぎ、成田空港に向かう電車の中にいました。
家族でベトナム旅行に出掛けるまさにその直前の震災でした。

詳しい情報が手に入らない中、電車内で一時間以上待機。
結局その後電車は動かず、最寄り駅までスーツケースを引っ張って歩きました。

父と母と私で手分けしてあちこちホテルに電話をかけましたが、当然空きは見つからず。

彷徨った末に、マクドナルドで夜を明かしました。

地震の規模や被害状況が分からない不安、余震の恐怖、旅行が中止になったショック。

あらゆるマイナスな感情が渦巻く中では、とても20歳になったことを祝う気分にはなれませんでした。

私があの津波の光景を目のあたりにしたのは、翌日ようやく確保できたホテルでテレビを付けた時でした。

現実とは思えない光景に、涙が止まらなかったことを覚えています。

その後どうやって両親と別れてアパートまで戻り、日常生活に復帰したのか、思い出せません。
あの津波の映像を見た後の記憶が丸ごと抜け落ちたまま、9年の月日が流れました。

長いような、短いような9年でした。

最初の2〜3年は、誕生日が来るたび流れるニュースに涙が出て、自分の誕生日を祝うのは不謹慎だとさえ思っていました。

3月11日に「おめでとう」という言葉なんて言うべきじゃない、という気持ち。私と同じ誕生日の人は分かるんじゃないかな。

長い時間がかかりましたが、ここ数年でようやく言えるようになりました。
お誕生日おめでとう、私。そして、全ての3月11日生まれの人達。

あれから9年が経ちましたが、未だ心に暗闇を抱えたまま過ごしている人、故郷の復興を心待ちにしている人、大勢いらっしゃることと存じます。

早く立ち直れとも、諦めろとも、忘れて前に進んだ方が良いとも言いません。
ただ生きて、生き抜いてほしいと思います。

笑うことも、人生を楽しむことも、不謹慎なんかじゃありません。
自分のためにも、私はそう思うことにしています。

20代ラスト一年どう生きるか

そんな大げさなことでもないんですが、次で30歳だぞ！と思うと、ちょっとドキドキしますね。

今年に入ってから光脱毛器を買ったり、ボディスクラブをしたり、保湿やヘアケアにこだわったり、あれこれ美容に気を使うようになりました。

若い頃、安い化粧品で適当なメイクしてそれを落とさず寝たりしていた大馬鹿者の私に会ったら、こう言いたい。

「今のうちからスキンケアに勤しめ。クレンジングと下地への課金を惜しむな。日焼け止め毎日塗れ」

開いた毛穴も増えたシミも、自覚した途端に気になって夜も眠れないくらい...

スキンケアに関しては本当、義務教育で教えてくれよってくらい無知は罪深いです。後悔してもしきれません。

これ以上未来の自分を失望させないためにも、今更ながらあれこれ手を尽くしているわけであります。
一年続けたら良い変化あるかなって、ちょっと楽しみだったりもして。

最近は化粧品も良いものにしたくなってしまって、ついにデパコス沼に片足突っ込みました。

ここ半年くらい買おうか悩んでいたポール&ジョーのファンデーションプライマー。
自分への誕生日プレゼントにするぜ！！と意気込んで買っちゃいました。

結果、めちゃくちゃ気に入って毎朝幸せな気分でメイクできています。

毛穴目立たなくなるし、乾燥しないし、日焼け止め効果もあるし。こりゃみんな使うわけだ！

これに限らず「もっと早く買えばよかった〜」って思うことが多々あるので、「善は急げ」精神で20代ラスト一年駆け抜けたいと思います。

そして、まだまだ精神的にひよっこでとても大人とは言えない私。
このまま身体だけ老けていくのも恐ろしいので、内面も年相応の成長を遂げられると....いいな....

そんなわけで、特にこれといった目標はありませんが、未来の自分に少しでもより良い状態の自分を残せるように日々過ごしたいと思います。

とりあえず夜中にピザポテト食べるのやめます。これ以上太るのやめよう。