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う○この続き

小さな庭にう○こをした犯人が現場に戻ってきた。

昨晩、私は子供達に本を読んで寝かしつけ、リビングにマットを敷き、照明を落として白檀の香を焚いた。そして軽くヨガのストレッチを行い、蓮華座で瞑想をしているとレースカーテンに巨大な猫のシルエットが「ぬっ」と映し出された。

庭には赤外線センサー付きの照明を設置しており、それが猫を照らしたのだ。しかし照明に照らされても猫は悠々と庭を歩いているようだった。まるで自分の庭の芝生の状態を確かめているみたいに。

私は蓮華座を解き、カーテンの隙間からそっと猫を覗いてみた。すると猫もその気配に気付いてこちらを見た。両者の視線が交錯し、スパークした。猫はオーソドックスな白黒毛で瞳孔がぱっちりと開いていた。

猫の目から見た私はどう映っただろうか。カーテンの隙間から「ぬっ」と覗き見しているその様は「城壁の中からでてきた謎の巨人」という面持ちだったかもしれない。

猫はしばらくその辺りを歩いて何事も無かったかのように去っていった。私が窓を開けて猫の居た場所を確かめると、まだ温もりを残した猫のう◯こが庭の照明にてらてらと照らされていた。

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