本質を見る難しさ
こんばんは。さだです。
金曜の夜。最高っすね。
さて、今日はとあるYouTubeの動画を見ていて思ったことを書こうと思います。
動画の内容は、芸能人の方が視聴者のチャットに答える、というものでした。
そのチャットは、要約すると「大学受験は2浪しても全部落ち、就職したけど上手く行かずに今は無職(今月で21歳)。吃音症もあるし、人生に何の希望も持てないので死にたいと思っています。」というような内容でした。
それに対して芸能人の方は、まず「2浪全落ちも、無職も、吃音症も全部大したことではない(死ぬほどの事ではない)」という趣旨の返答をしていて、その後も色々と話してはいましたが、最終的には「みんながこの日本でどれだけ保護されて守られて、安全で、苦労が無くて、どれだけ世の中楽勝で、権利が守られて、どれだけ素敵な国に偶然生まれてきてるのか、俺は色々な国を見てきたし、色々な国に友達もいて沢山話も聞いてるから分かってる(だから、それに比べたら自分は凄くハッピーだと思うし、みんなのそういった悩みや苦しみに共感できなくなってしまっている自分がいる)」みたいな話になっていたんですね。
これを聞いていて「何かズレてんだよなぁ」と思っちゃって。
確かに私も「高卒無職&吃音症」なんて全然大したこと無いと思います。
でも問題の本質はそこなのだろうか。
日本人の悩みって大半は人間関係なんじゃないだろうか?
きっとこの人(死にたいと思っている人)は自分と周りとを比べ過ぎなのだと思う。(もちろんこれ自体、私の勝手な思い込みだけどね)
自分と周りを比べて「こんな人生なんて。。。」「なんで俺はこんなにも。。。」みたいなのも広い意味で人間関係の悩みだと思うんだよね。
なので、私がこのチャットに答えるとしたら「もし周りと比べて自分が情けないと思っているとしてら、全然そんなことは無い。周りなんて気にしなくていい。いい大学に入って、良い企業に就職して、沢山お金を稼いで、美人と結婚して裕福な暮らしをすることだけが幸せの形ではない」「幸せの形は沢山ある。もっともっと広い世界を見た方が良い」「とりあえずバイトして、引っ越して、環境変えて、引越し先で新しいバイトして、ギター買って、YouTube見ながら練習して、曲作って、駅前で歌え」って言う。
「ギターの弾き語りじゃなくても何でもいい。新しいことを始めて、環境を変えて、視野を広げることが大事。生きるっていうのは社会とうまく付き合うことだけど、社会って自分が思っている以上に色々あって面白い。」って。
この答えも良いのかどうかは分からない。
とにかく、問題の本質、会話の本質を捉えるのってホント難しいよね。
だから面白いんだけど。
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